約 5,404,364 件
https://w.atwiki.jp/oper/pages/1578.html
第1部 オーケストラ前奏 ヴァルデマー 今や黄昏は 海と地の全ての音を弱め、 さまよう雲は地平線に 心地よく横たわった。 無音の平穏が 森の軽やかな門に鍵をかけ、 海の明瞭な波は 休息に向けて揺れていた。 紫の衣装を身につけた 太陽は西に傾き 満潮のベッドで 翌日の絢爛を夢見ている。 今や森の輝ける家では 最小の葉も揺れない、 今や最小の音すらも鳴っていない、 休息せよ、私の意識よ、休息せよ! そして全ての力はそれにふさわしい 夢のふところの中へ沈み、 平穏に不安なく 私を自分自身へと追い戻す。 トーヴェ 月の光がかすかに動く時、 そして平穏と休息が全てを通して広がる時、 海の領域には水がないように思え、 森の方にも茂みや木はないように見える。 天を飾る雲はなく、 大地の背中を飾る谷や山はなく、 形や色彩のたわむれは空虚な泡を飾ってるだけ、 全ては神の夢の名残。 ヴァルデマー 我が馬よ!なぜそんなに緩慢に歩くのか! 違う、きびきび動く蹄の足取りの下で 道が逃げ去るのが見えている。 しかしおまえはもっと速く急がねばならない、 おまえはまだ森の中程にいる、 そして私は留まることなく、 グレ(の城)に間もなく突き入ると思っていた。 今や森を離れ、その城が既にそこに見えている。 その城はトーヴェを私のために包囲して(守って)おり、 一方、我々(私と馬)の背後では森が 暗黒の城壁に合流している (背後を守っている)、 だが、馬よもっと駆けよ! 見よ!森の影が 野に湿地に伸びていく! 影がグレの地に到達する前に、 私はトーヴェの門の前に立たなくてはならない。 今鳴っているその(蹄の)音が止まって、 二度と鳴らなくなる前に、 馬よ、お前の俊敏な蹄の音は グレの橋の上にとどろかなくてはならない、 その - そこに(空中に)まだ漂っている - 落ち葉が、 下の小川に落ちるであろうその前に、 グレの(城の)中庭にお前(馬)のいななきが 快活に再び反響しなくてはならない! (森の)影が伸び、(蹄の)音はきえてゆき、 落ち葉がまさに落ちんとした今、 フォルマー(ヴァルデマー)はトーヴェを見た! トーヴェ 星々は歓呼し、海、それは輝き、 その拍動する心臓を海岸線に押しつける、 葉々、それらはざわざわ音を立て、 それら(葉々)の露の飾りは震動する、 海風は大胆にふざけながら私を抱擁する、 風見鶏は歌い、塔のツィンネ(のこぎり型狭間)は頷く、 若者達は燃え上がる眼差しで誇らしげに歩く、 満ちあふれる生命の波打つ胸は、 いたずらに花盛りの娘達を縛る、 薔薇、それらは遠方を偵察する努力をする、 松明、それらはとても喜んで燃え輝く、 森はその場所にその呪縛を解放する、 聞け、街中に今、猟犬の吠え声を! そして階段をせり上がる波が 港に王者たる英雄を運んでくる、 彼(英雄)が最上段から私の腕の中に落ちてくるまで。 ヴァルデマー 神の王座の前で天使達は踊らない、 今、私の前で世界が踊るようには。 彼ら(天使)のハープの音色は愛らしく響かない、 ヴァルデマーの魂があなたに響くようには。 神の傍らに座る 厳しい救済の戦いを経た誇り高いキリストも トーヴェの傍らでヴァルデマーが今、 誇り高く王者たるほどではない。 霊魂が天国の絆への道を勝ち取りたいと切望するのも 私があなたのキスを切望する程ではない、 (あなたのキスがある)その場所でグレの(城の)ツィンネが 光り輝いているのをエーレスンドから見たのだから。 そして私は交換することもない それら(ツィンネ)の城壁やそれらが忠実に守っている宝と 天国の輝きやうっとりする音響や 全ての聖なる(天使の)群れとを! トーヴェ 今、私はあなたに初めて言います、 「フォルマー王、私はあなたを愛しています!」 今、私はあなたに初めてキスをして あなたを腕で抱きしめます。 そしてあなたは話します、それは以前にも私が言ったことだと そして私のキスがあなたに贈られるごとに 私は話します「王様は道化、 過ぎたつまらないことに思いを馳せていた(道化)」 そしてあなたは言う「そう私はそのような道化だ」 だから私は話す「王様の言っていることは正しい」 しかしあなたは言う「違う、そうではない」 それで私は話す「王様は悪い」 なぜなら、私は私の全ての薔薇をキスで枯らしてしまったから 私があなたに思いを馳せていた間に。 ヴァルデマー 今は真夜中、 そして祝福されない種族達が 忘れられ崩れ落ちた墓々から起き上がる、 彼らは憧憬の眼差しを 城のろうそくと小屋の明かりに向ける。 風はさげすむように 彼ら(不吉な種族)の上低く ハープの音とグラスの音、 そして愛の歌を震わせる。 そして彼らは消滅しつつ喘ぐ、 「我らの時は終わった」 私の頭は生きている波の上で揺れ動き、 私の手は一つの心臓の鼓動を聞く。 灼熱のキスの紫雨が私の上を 命に燃えくすぶりながら流れ下る、 そして私は叫ぶ 「今こそ私の時だ」 しかし時は過ぎ、 私は真夜中の時間に向けて いずれ死んだように 徘徊するだろう、 私はきつく骸布を身にまとい 冷たい風に向かって さらに深夜の月光の中を忍び歩くだろう 重たい十字架の墓標に 苦痛で縛られ 愛するあなたの名前を 地面の中へ刻み、 沈み、喘ぐだろう、 「我らの時は終わった」 トーヴェ あなたは私に愛の眼差しを送り 目を落とす、 その眼差しは私の手の中であなたの手を加圧するが、 圧力は消え去る、 しかし愛を呼び起こすキスとして あなたは私のつないだ手を私の唇にあてがう。 あなたはそれでも死の意志を嘆くことができるだろうか、 もし燃え上がるキスのように 眼差しが燃え上がりうるとしたら? 天上の輝く星々は もちろん夜明けと供に色あせていく、 それでもそれら(星々)は 永遠の絢爛の中で夜ごと新たに燃え上がる。 死は短い、 黄昏から黄昏への 静かなまどろみと同じように。 そしてあなたが目覚めると、 ベッドの上のあなたの隣で 新たな美の中に あなたは 若い花嫁が光り輝いているのを見る。 だから金の杯を 飲み干しましょう 強力に美化された死のために。 なぜなら、私たちは微笑みのように 墓に入るのだから、 祝福されたキスの中で息を引き取りつつ。 ヴァルデマー 汝、妙なるトーヴェよ! あなたのおかげで私はこんなにも満ち足りている、 これ以上私自身の要望は何一つない、 胸はこんなにも軽く、 私の思考はこんなにも明瞭、 魂の上には覚醒している平穏。 私の中はとても静かだ、 とても不思議に静かだ。 唇の上に言葉は橋を架けて留まる、 でも、それ(言葉)は再度休息へと沈んでいく。 なぜなら私にとって、 あなたの心臓の鼓動は 私の胸の中で打っているかのようで、 あなたの胸が 私の呼吸を起こしているかのようであるから。 そして私たちの思いが生じて 一緒に雲のように流れていくのを私は見る、 出会って形を変え一つになり揺れ動く雲のように。 そして私の魂は静かで、 私はあなたの目を見て沈黙する、 汝、妙なるトーヴェよ。 オーケストラ間奏 森鳩の声 グレの鳩々よ!不安が私を苦しめる、 島の上を通ってこちらへくる道での不安が! みなさん来なさい!聞きなさい! トーヴェは死にました!彼女の目の上には夜、 王の昼(の光)だったその目に! 彼女の心臓は止まっている、 しかし王の心臓は激しく打っている、 死んだように、でも激しく! 波の上の小舟と同じくらい奇妙に、 波を受けるのに 甲板が忠実にも折れ曲がって(耐えて)いる時に、 舵手は深い海草に巻き込まれて死んで横たわっている そんな小舟と同じくらい奇妙に。 道がなくて 誰も彼ら(王とトーヴェ)に知らせを届けられない。 彼らの思いは寄り添って滑っていく 二本の流れのようだった。 トーヴェの思いは今どこを流れているのだろう? 王の思いは奇妙に曲がりくねりながら流れ去り、 トーヴェの思いを探すが 見つからない。 私は遠くまで飛び、嘆きを探し、たくさん見つけた! 私は王の肩の上の棺を見た、 ヘニンクがそれ(棺)を支えていた、 暗い夜だった、 ただ一つの松明だけが道を照らしていた、 復讐心に燃えた王妃が、 それ(松明)を高いバルコニーの上で持っていた。 彼女が流したくなかった涙が、 目に光っていた。 私は遠くまで飛び、嘆きを探し、たくさん見つけた! 私は農夫の胴着で 棺を運ぶ王を見た。 頻繁に彼(王)を戦場に運んだ彼の軍馬が、 棺を引いていた。 王の目は荒々しく見つめていた、 一つの視線を求めて、 奇妙に王の心は一つの言葉に 耳を澄ましていた。 ヘニンクは王に話しかけたが、 彼(王)は言葉と視線を求め続けた。 王はトーヴェの棺を開け、 唇を震わせながら見つめ耳を澄ます、 トーヴェは黙っている! 私は遠くまで飛び、嘆きを探し、たくさん見つけた 一人の僧が夕べの鐘を鳴らすために 引き綱を引こうとしていた、 でも彼は(棺を引く)御者を見て そして訃報を聞いた、 日は沈んでいった、 その間、弔いの鐘が鳴った。 私は遠くまで飛び、嘆きを探した、そして死も! ヘルヴィヒの鷹だった 残酷にも グレの鳩を引き裂いたのは! 第2部 ヴァルデマー 神よ、あなたは自分が何をしたかお分かりか、 小さなトーヴェを私から天にお召しになるとは? あなたは私が幸福を感じられる、 最後の砦から私を追い出した。 主よ、あなたは恥じらうべきだ、 しもべの唯一の羊を殺したことを! 神よ、私もまた一人の君主であり、 これは私の君主としての信念だが、 しもべから決して 最後の光まで奪ってはならない。 あなたは間違った道を選んだ、 それは君主ではなく、もはや暴君である! 神よ、あなたの天使達は いつもあなたを讃えて歌う、 でもあなたを非難することができる者が もっと必要ではなかろうか。 そして誰がそんなことをあえてしたがるだろうか? 主よ、あなたの宮廷道化たる帽子を私に被らせ給え! 第3部 ワイルドハント ヴァルデマー 目覚めよ、ヴァルテマー王の親愛なる家臣たちよ! 腰に錆びた剣を帯びよ、 教会の外で埃まみれの盾を取れ、 荒廃した建物に恐怖の色を塗れ。 お前たちの馬のために朽ちた死体を目覚めさせよ、 それら(馬)を黄金で飾り、横腹に拍車をかけよ、 お前たちはグレの街に召集されたのだ、 今日は死者達の遠出の日だ! 農夫 カタカタいってた棺の蓋がバタンと閉まり、 それは夜通し馬で走りながら重々しくやってくる。 芝生は丘から下までめくれ、 納骨堂には金のように澄んだ音が鳴り響く! 武器庫はカチャカチャガチャガチャ響き渡り、 古い道具を投げたり動かしたり、 教会の中庭では石がドタバタ、 ハイタカは塔と神社からザワザワと、 教会の門へ飛んでいく! 男声合唱 ホラー! 農夫 そこを通り過ぎた!急いで耳に覆いを! 私は急いで聖なる十字を3回切る 人と家と馬と牛のために、 私は3回キリストの名を呼ぶ、 そうすれば畑の種は守られて残る。 私は賢く体にも十字を切る、 主が聖創を負った部分に、 そうすれば私は夜の妖怪から守られる、 エルフの襲撃やトロルの危険からも。 最後にドアの前に鉄と石を置く、 そうすれば悪霊がドアから入って来られない。 ヴァルデマーの家臣達 ようこそ、おお王よ、グレの浜辺へ! さあ、島中で狩りをしましょう! ホラ!つるのない弓から矢を放つ、 中空の眼球と骨の手で、 鹿のシルエットを射る、 ホラ!その結果、傷から草の露が流れ出る。 ホラ!戦場の鴉たちが 我々に護衛を与える、 馬は王冠ブナの上をこえて走る、 ホラ!そう、我々は共有の伝説に則って狩りをする 毎夜最後の審判の日まで。 ホラ!ゆけ犬よ!ゆけ馬よ! 狩りの時間は少ししか続かない! ここにあの城がある、昔と同じように! ホラ!カラスムギ(ローケの燕麦)を痩せ馬に与えよ、 我々は過去の名声を糧として存在するつもりだ。 ヴァルデマー トーヴェの声で森はささやき、 トーヴェの目で海は見る、 トーヴェの微笑みで星は輝き、 トーヴェの胸の白雪のように雲は膨らむ。 感覚は彼女を捉えようと狩りをする、 思考は彼女の姿を求めて戦う。 しかし、トーヴェはここに、そしてトーヴェはあそこに、 トーヴェは遠くに、そしてトーヴェは近くに。 トーヴェ、あなたは魔法の力で 湖と森の絢爛にとらわれているのだろうか? 止まった心臓が膨らみ広がる、 トーヴェよ、トーヴェよ、ヴァルデマーはあなたを切望する! 道化のクラウス 「ウナギというのは珍しいトリだ、 ほとんど水中で暮らしていて、 でも時々月の光の所にやってきて 岸辺を旅行する」 これ(この歌)を私は主人の客達によく歌ったが、 今では自分自身に一番ぴったり当てはまる。 私は今、家を持っておらず、赤貧洗うがごとしだ、 だから誰も招待しなかったし、散財も大騒ぎもしなかった、 にもかかわらず、厚かましい野郎がいつも私を消耗させる、 それ(野郎)に関して私は何も提供することができない、 したいしたくないは関係ない、 それでも、私は夜の平穏を与える、 その理由を教えることができる人に、 なぜ私が毎晩、池の岸辺を ぐるぐる回らなければならないのか。 パレ・グロープとエリック・パーもそれをしている それについては以下のように理解している、 彼らは報償にふさわしくないからだと、 彼らは地獄に来て、馬に乗りながらでも サイコロを振っている、 (地獄の)かまどから離れた一番涼しい場所を賭けて。 そして、気が触れた王が、 フクロウ達の嘆き声とともに、 いつも彼女の名前を呼ぶ、 もう死んでからずいぶん経つのに、 それと、この人(王)は 法的規制のもとで狩りをして当然だし、しなくてはならない。 なぜなら、彼は非常に残酷だったから、 用心に値したし 危険に備えて目を開いておくに値した、 月のむこうのあちら側の偉大な統治(天国)のもとでは 彼自身が宮廷道化であった。 でも私クラウス・ナル(道化)・フォン・ファールムは、 私は以下のことについてそれ(統治)を信用していた、 墓の中では人は完全な安息を持つであろうと、 精神は塵の傍らに留まり、 そこで平和に自分の営みを成すであろうと、 静かに大宮廷祭に集まるだろうと、 そこでは兄王クヌートの言うように トロンボーンが鳴り、 そこでは我々善人が機嫌よく 罪人を鶏みたいに食う、 ああ、私は馬に乗って(現在)疾走している、 馬の鼻を尻尾の方に回したままで、 激しい疾走に死ぬほど疲れながら、(こんなことになるなら) 間に合っていれば、私は自分で首をつっておけばよかった。 しかし最後にはどんなに甘い味を味わうだろう、 その後天国に移動できるなら! 確かに私の罪の登録簿は厚いかもしれない、 しかしその(登録簿の)ほとんどを駄弁って逃れてやる! 裸の真実に服を着せたのは誰だ? そのために遺憾ながら殴られたのは誰だ? そうだ、もしまだ正義が存在するなら、 私は天国のバンガローに入れるに違いない… なあ、そしたら神さま自身にも恩寵があるかも。 ヴァルデマー 天上の強き裁き主よ、 あなたは私の苦痛を笑っている、 でもいずれ肉体の復活の際には よく肝に銘じておきなさい、 私とトーヴェは一体である。 我々の魂もちぎれることはない、 私が地獄、彼女が天国へと(ちぎれることはない)、 なぜならば、さもないと私は力を獲得するから、 あなたの天使の警備を打ち砕き そして私の軍勢とともに 天国に突入する(力を)。 ヴァルデマーの家臣達 雄鶏が鶏声をあげるために頭をもたげ、 すでに暁をくちばしに持っている、 そして我々の剣からは 赤さびた朝露がしたたり落ちる。 時は終わった! 墓が口を開けて呼んでいる、 大地は嫌光性の(闇の)神秘を飲み込む。 (みなさん)沈みなさい! 沈みなさい! 生がやってくる、力と輝きとともに、 行為と拍動する心臓とともに、 そして我々は死のものである、 不安と死の、 苦痛と死の、 墓の中へ!墓の中へ!夢を身ごもった安息へ おお、私たちが安らかに眠れますように! 夏風のワイルドハント オーケストラ前奏 話し手 アカザ、オシヒバの紳士淑女諸君、 急いで身をすくめなさい、 夏風のワイルドハントが始まるから 葦林の外では 蚊が心配げに飛び、 湖の中に風はその銀の痕跡を刻んだ。 みなさんがこれまで考えたこともなかったひどいことが起こる フゥ!ブナの葉がなんと恐ろしく笑い声を上げていることか! こちらには赤い炎をあげる聖なるホタル、 そして牧草地の濃い霧、 青白い死の影! 何という波と振動! 何という戦闘と歌 風は嫌悪感の中で(穀物の)穂の中へ打ちつける。 その結果、穀物畑は音を立てて揺れる。 蜘蛛は長い脚で糸をこすり、 苦労して張った網は引き裂かれる。 露は谷へ音を立てて流れ、 星々は同時に現れたり消えたりし、 蝶は逃げて茂みを通ってカサカサ音を立て、 蛙は湿った隠れ家の方へ跳ねていく。 静まれ!ただ風は何がしたいというのだろう? 彼(風)が枯れ葉をひっくり返すとき、 彼はあまりに早く終わってしまった何かを探しているのだ、 それは春の青白い花びら、 地上のはかない夏の夢、 それらはとうの昔に塵になっている! しかしあちらの上方、木々の上で 彼はより明るい場所で揺れ動いている、 なぜなら、上のその場所では、極繊細な夢のような 花々が存在するに違いないと彼は思うから! そして不思議な音とともに 花の葉の冠の中で 彼はほっそりした美女達に再び挨拶する。 見て!いまもまたそれが通り過ぎた。 風通しのよい小道の上を彼は自由に 湖の光る鏡(水面)へ渦巻いていく、 そしてそこでは波の終わらない踊りの中で、 青白い星々の反射の中で 彼は穏やかにゆりかごに揺られている。 その場所はなんと静かになったことだろう! ああ、それは明るく澄んでいた! おお、花の萼から飛び出せ小さなてんとうむし、 そしてあなたの美しい恋人に 生命と日光を求めなさい。 すでに波が岩礁で踊っている、 すでに色を帯びたかたつむりが草を這っている、 今や森の鳥の群れも活動している、 花はその巻き毛から露を振り落とし 太陽(が出てくるの)を見張っている。 目覚めなさいあなたたち花々よ、歓喜に。 混声合唱 (あなたたち)見なさい、 地平線の彩り鮮やかな太陽を 東方であなたたちに朝の夢が挨拶している。 それ(太陽)は満ちた夜の中から 微笑みながら昇ってくる、 明るい額から飛翔させる 光線の絢爛な巻き毛。 (シュトラーレン・ロッケンプラハト) I. TEIL ORCHESTER-VORSPIEL WALDEMAR Nun dämpft die Dämm rung jeden Ton Von Meer und Land, Die fliegenden Wolken lagerten sich Wohlig am Himmelsrand. Lautloser Friede schloss dem Forst Die luftigen Pforten zu, Und des Meeres klare Wogen Wiegten sich selber zur Ruh. Im Westen wirft die Sonne Von sich die Purpurtracht Und träumt im Flutenbette Des nächsten Tages Pracht. Nun regt sich nicht das kleinste Laub In des Waldes prangendem Haus, Nun tönt auch nicht der leiseste Klang, Ruh aus, mein Sinn, ruh aus! Und jede Macht ist versunken In der eignen Träume Schoss, Und es treibt mich zu mir selbst zurück, Stillfriedlich, sorgenlos. TOVE O, wenn des Mondes Strahlen leise gleiten, Und Friede sich und Ruh durchs All verbreiten, Nicht Wasser dünkt mich dann des Meeres Raum, Und jener Wald scheint nicht Gebüsch und Baum. Das sind nicht Wolken, die den Himmel schmücken, Und Tal und Hügel nicht der Erde Rücken, Und Form und Farbenspiel, nur eitle Schäume, Und alles Abglanz nur der Gottesträume. WALDEMAR Ross! Mein Ross! Was schleichst du so träg! Nein, ich seh s, es flieht der Weg Hurtig unter der Hufe Tritten. Aber noch schneller musst du eilen, Bist noch in des Waldes Mitten, Und ich wähnte, ohn Verweilen Sprengt ich gleich in Gurre ein. Nun weicht der Wald, schon seh ich dort die Burg, Die Tove mir umschliesst, Indes im Rücken uns der Forst Zu finstrem Wall Zusammenfliesst; Aber noch weiter jage du zu! Sieh! Des Waldes Schatten dehnen Über Flur sich weit und Moor! Eh sie Gurres Grund erreichen, Muss ich stehn vor Toves Tor. Eh der Laut, der jetzo klinget, Ruht, um nimmermehr zu tönen, Muss dein flinker Hufschlag, Renner, Über Gurres Brücke dröhnen; Eh das welke Blatt--dort schwebt es--, Mag herab zum Bache fallen, Muss in Gurres Hof dein Wiehern Fröhlich widerhallen... Der Schatten dehnt sich, der Ton verklingt, Nun falle, Blatt, magst untergehn Volmer hat Tove gesehn! TOVE Sterne jubeln, das Meer, es leuchtet, Presst an die Küste sein pochendes Herz, Blätter, sie murmeln, es zittert ihr Tauschmuck, Seewind umfängt mich in mutigem Scherz, Wetterhahn singt, und die Turmzinnen nicken, Burschen stolzieren mit flammenden Blicken, Wogende Brust voll üppigen Lebens Fesseln die blühenden Dirnen vergebens, Rosen, sie mühn sich, zu spähn in die Ferne, Fackeln, sie lodern und leuchten so gerne, Wald erschliesst seinen Bann zur Stell , Horch, in der Stadt nun Hundegebell. Und die steigenden Wogen der Treppe Tragen zum Hafen den fürstlichen Held, Bis er auf alleroberster Staffel Mir in die offenen Arme fällt. WALDEMAR So tanzen die Engel vor Gottes Thron nicht, Wie die Welt nun tanzt vor mir. So lieblich klingt ihrer Harfen Ton nicht, Wie Waldemars Seele dir. Aber stolzer auch sass neben Gott nicht Christ Nach dem harten Erlösungsstreite, Als Waldemar stolz nun und königlich ist An Tovelilles Seite. Nicht sehnlicher möchten die Seelen gewinnen Den Weg zu der Seligen Bund, Als ich deinen Kuss, da ich Gurres Zinnen Sah leuchten vom Oeresund. Und ich tausch auch nicht ihren Mauerwall Und den Schatz, den treu sie bewahren, Für Himmelreichs Glanz und betäubenden Schall Und alle der heiligen Scharen! TOVE Nun sag ich dir zum ersten Mal "König Volmer, ich liebe dich!" Nun küss ich dich zum erstenmal, Und schlinge den Arm um dich. Und sprichst du, ich hätt es schon früher gesagt Und je meinen Kuss dir geschenkt, So sprech ich "Der König ist ein Narr, Der flüchtigen Tandes gedenkt." Und sagst du "Wohl bin ich solch ein Narr", So sprech ich "Der König hat recht"; Doch sagst du "Nein, ich bin es nicht", So sprech ich "Der König ist schlecht." Denn all meine Rosen küsst ich zu tot, Dieweil ich deiner gedacht. WALDEMAR Es ist Mitternachtszeit, Und unsel ge Geschlechter Stehn auf aus vergessnen, eingesunknen Gräbern, Und sie blicken mit Sehnsucht Nach den Kerzen der Burg und der Hütte Licht. Und der Wind schüttelt spottend Nieder auf sie Harfenschlag und Becherklang Und Liebeslieder. Und sie schwinden und seufzen "Unsre Zeit ist um." Mein Haupt wiegt sich auf lebenden Wogen, Meine Hand vernimmt eines Herzens Schlag, Lebenschwellend strömt auf mich nieder Glühender Küsse Purpurregen, Und meine Lippe jubelt "Jetzt ist s meine Zeit!" Aber die Zeit flieht, Und umgehn werd ich Zur Mitternachtsstunde Dereinst als tot, Werd eng um mich das Leichenlaken ziehn Wider die kalten Winde Und weiter mich schleichen im späten Mondlicht Und schmerzgebunden Mit schwerem Grabkreuz Deinen lieben Namen In die Erde ritzen Und sinken und seufzen "Unsre Zeit ist um!" TOVE Du sendest mir einen Liebesblick Und senkst das Auge, Doch der Blick presst deine Hand in meine, Und der Druck erstirbt; Aber als liebeweckenden Kuss Legst du meinen Händedruck mir auf die Lippen. Und du kannst noch seufzen um des Todes willen, Wenn ein Blick auflodern kann Wie ein flammender Kuss? Die leuchtenden Sterne am Himmel droben Bleichen wohl, wenn s graut, Doch lodern sie neu jede Mitternachtszeit In ewiger Pracht.-- So kurz ist der Tod, Wie ruhiger Schlummer Von Dämm rung zu Dämm rung. Und wenn du erwachst Bei dir auf dem Lager In neuer Schönheit Siehst du strahlen Die junge Braut. So lass uns die goldene Schale leeren Ihm, dem mächtig verschönenden Tod Denn wir gehn zu Grab Wie ein Lächeln, ersterbend Im seligen Kuss! WALDEMAR Du wunderliche Tove! So reich durch dich nun bin ich, Dass nicht einmal mehr ein Wunsch mir eigen. So leicht meine Brust, Mein Denken so klar, Ein wacher Frieden über meiner Seele. Es ist so still in mir, So seltsam stille. Auf der Lippe weilt brückeschlagend das Wort, Doch sinkt es wieder zur Ruh. Denn mir ist s, als schlüg in meiner Brust Deines Herzens Schlag, Und als höbe mein Atemzug, Tove, deinen Busen. Und unsre Gedanken seh ich Entstehn und zusammengleiten. Wie Wolken, die sich begegnen, Und vereint wiegen sie sich in wechselnden Formen. Und meine Seele ist still, Ich seh in dein Aug und schweige, Du wunderliche Tove. ORCHESTER-ZWISCHENSPIEL STIMME DER WALDTAUBE Tauben von Gurre! Sorge quält mich, Vom Weg über die Insel her! Kommet! Lauschet! Tot ist Tove! Nacht auf ihrem Auge, Das der Tag des Königs war! Still ist ihr Herz, Doch des Königs Herz schlägt wild, Tot und doch wild! Seltsam gleichend einem Boot auf der Woge, Wenn der, zu dess Empfang Die Planken huldigend sich gekrümmt, Des Schiffes Steurer tot liegt, Verstrickt in der Tiefe Tang. Keiner bringt ihnen Botschaft, Unwegsam der Weg. Wie zwei Ströme waren ihre Gedanken, Ströme gleitend Seit an Seite. Wo strömen nun Toves Gedanken? Die des Königs winden sich seltsam dahin, Suchen nach denen Toves, Finden sie nicht. Weit flog ich, Klage sucht ich, fand gar viel! Den Sarg sah ich auf Königs Schultern, Henning stützt ihn; Finster war die Nacht, eine einzige Fackel Brannte am Weg; Die Königin hielt sie, hoch auf dem Söller, Rachebegierigen Sinns. Tränen, die sie nicht weinen wollte, Funkelten im Auge. Weit flog ich, Klage sucht ich, fand gar viel! Den König sah ich, mit dem Sarge fuhr er, Im Bauernwams. Sein Streitross, das oft zum Sieg ihn getragen, Zog den Sarg. Wild starrte des Königs Auge, suchte Nach einem Blick, Seltsam lauschte des Königs Herz Nach einem Wort. Henning sprach zum König, Aber noch immer suchte er Wort und Blick. Der König öffnet Toves Sarg, Starrt und lauscht mit bebenden Lippen, Tove ist stumm! Weit flog ich, Klage sucht ich, fand gar viel! Wollt ein Mönch am Seile ziehn, Abendsegen läuten; Doch er sah den Wagenlenker Und vernahm die Trauerbotschaft Sonne sank, indes die Glocke Grabgeläute tönte. Weit flog ich, Klage sucht ich und den Tod! Helwigs Falke War s, der grausam Gurres Taube zerriss! II. TEIL WALDEMAR Herrgott, weisst du, was du tatest, Als klein Tove mir verstarb? Triebst mich aus der letzten Freistatt, Die ich meinem Glück erwarb! Herr, du solltest wohl erröten Bettlers einz ges Lamm zu töten! Herrgott, ich bin auch ein Herrscher, Und es ist mein Herrscherglauben Meinem Untertanen darf Ich nie die letzte Leuchte rauben. Falsche Wege schlägst du ein Das heisst wohl Tyrann, nicht Herrscher sein! Herrgott, deine Engelscharen Singen stets nur deinen Preis, Doch dir wäre mehr vonnöten Einer, der zu tadeln weiss. Und wer mag solches wagen? Lass mich, Herr, die Kappe deines Hofnarr n tragen! III. TEIL DIE WILDE JAGD WALDEMAR Erwacht, König Waldemars Mannen wert! Schnallt an die Lende das rostige Schwert, Holt aus der Kirche verstaubte Schilde, Gräulich bemalt mit wüstem Gebilde. Weckt eurer Rosse modernde Leichen, Schmückt sie mit Gold, und spornt ihre Weichen Nach Gurrestadt seid ihr entboten, Heute ist Ausfahrt der Toten! BAUER Deckel des Sarges klappert und klappt, Schwer kommt s her durch die Nacht getrabt. Rasen nieder vom Hügel rollt, Über den Grüften klingt s hell wie Gold. Klirren und Rasseln durchs Rüsthaus geht, Werfen und Rücken mit altem Gerät, Steinegepolter am Kirchhofrain, Sperber sausen vom Turm und schrei n, Auf und zu fliegt s Kirchentor. MÄNNERCHOR Holla! BAUER Da fährt s vorbei! Rasch die Decke übers Ohr! Ich schlage drei heilige Kreuze geschwind Für Leut und Haus, Ross und Rind; Dreimal nenn ich Christi Namen, So bleibt bewahrt der Felder Samen. Die Glieder noch bekreuz ich klug, Wo der Herr seine heiligen Wunden trug, So bin ich geschützt vor der nächtlichen Mahr, Vor Elfenschuss und Trolls Gefahr. Zuletzt vor die Tür noch Stahl und Stein, So kann mir nichts Böses zur Tür herein. WALDEMARS MANNEN Gegrüsst, o König, an Gurre-Seestrand! Nun jagen wir über das Inselland, Holla! Vom stranglosen Bogen Pfeile zu senden, Mit hohlen Augen und Knochenhänden, Zu treffen des Hirsches Schattengebild, Holla! Dass Wiesentau aus der Wunde quillt. Holla! Der Wallstatt Raben Geleit uns gaben, Über Buchenkronen die Rosse traben. Holla! So jagen wir nach gemeiner Sag Eine jede Nacht bis zum jüngsten Tag. Holla! Hussa Hund! Hussa Pferd! Nur kurze Zeit das Jagen Währt! Hier ist das Schloss, wie einst vor Zeiten! Holla! Lokes Hafer gebt den Mähren, Wir wollen vom alten Ruhme zehren. WALDEMAR Mit Toves Stimme flüstert der Wald, Mit Toves Augen schaut der See, Mit Toves Lächeln leuchten die Sterne, Die Wolke schwillt wie des Busens Schnee. Es jagen die Sinne, sie zu fassen, Gedanken kämpfen nach ihrem Bilde. Aber Tove ist hier und Tove ist da, Tove ist fern und Tove ist nah. Tove, bist du s, mit Zaubermacht Gefesselt an Sees und Waldespracht? Das tote Herz, es schwillt und dehnt sich, Tove, Tove, Waldemar sehnt sich nach dir! KLAUS-NARR "Ein seltsamer Vogel ist so n Aal, Im Wasser lebt er meist, Kommt doch bei Mondschein dann und wann Ans Uferland gereist." Das sang ich oft meines Herren Gästen, Nun aber passt s auf mich selber am besten. Ich halte jetzt kein Haus und lebe äusserst schlict Und lud auch niemand ein und prasst und lärmte nicht, Und dennoch zehrt an mir manch unverschämter Wicht, Drum kann ich auch nichts bieten, Ob ich will oder nicht, Doch--dem schenk ich meine nächtliche Ruh, Der mir den Grund kann weisen, Warum ich jede Mitternacht Den Tümpel muss umkreisen. Dass Palle Glob und Erik Paa Es auch tun, das versteh ich so Sie gehörten nie zu den Frommen; Jetzt wüfeln sie, wiewohl zu Pferd, Um den kühlsten Ort, weit weg vom Herd, Wenn sie zur Hölle kommen. Und der König, der von Sinnen stets, Sobald die Eulen klagen, Und stets nach einem Mädchen ruft, Das tot seit Jahr und Tagen, Auch dieser hat s verdient Und muss von Rechtes wegen jagen. Denn er war immer höchst brutal, Und Vorsicht galt es allemal Und offnes Auge für Gefahr, Da er ja selber Hofnarr war Bei jener grossen Herrschaft überm Monde. Doch dass ich, Klauss Narr von Farum, Ich, der glaubte, dass im Grabe Man vollkomm ne Ruhe habe, Dass der Geist beim Staube bleibe, Friedlich dort sein Wesen treibe, Still sich sammle für das grosse Hoffest, wo, wie Bruder Knut Sagt, ertönen die Posaunen, Wo wir Guten wohlgemut Sünder speisen wie Kapaunen.-- Ach, dass ich im Ritte rase, Gegen den Schwanz gedreht die Nase, Sterbensmüd im wilden Lauf, Wär s zu spät nicht, ich hinge mich auf. Doch o wie süss soll s schmecken zuletzt, Werd ich dann doch in den Himmel versetzt! Zwar ist mein Sündenregister gross, Allein vom meisten schwatz ich mich los! Wer gab der nackten Wahrheit Kleider? Wer war dafür geprügelt leider? Ja, wenn es noch Gerechtigkeit gibt, Dann muss ich eingehn in Himmelsgaden... Na, und dann mag Gott sich selber gnaden. WALDEMAR Du strenger Richter droben, Du lachst meiner Schmerzen, Doch dereinst, beim Auferstehn des Gebeins Nimm es dir wohl zu Herzen Ich und Tove, wir sind eins. So zerreiss auch unsre Seele nie, Zur Hölle mich, zum Himmel sie, Denn sonst gewinn ich Macht, Zertrümmre deiner Engel Wacht Und sprenge mit meiner wilden Jagd Ins Himmelreich ein. WALDEMARS MANNEN Der Hahn erhebt den Kopf zur Kraht, Hat den Tag schon im Schnabel, Und von unsern Schwertern trieft Rostgerötet der Morgentau. Die Zeit ist um! Mit offnem Munde ruft das Grab, Und die Erde saugt das lichtscheue Rätsel ein. Versinket! Versinket! Das Leben kommt mit Macht und Glanz, Mit Taten und pochenden Herzen, Und wir sind des Todes, Der Sorge und des Todes, Des Schmerzes und des Todes. Ins Grab! Ins Grab! Zur träumeschwanger n Ruh. O, könnten in Frieden wir schlafen! DES SOMMERWINDES WILDE JAGD ORCHESTER-VORSPIEL SPRECHER Herrn Gänsefuss, Frau Gänsekraut, nun duckt euch nur geschwind, Denn des sommerlichen Windes wilde Jagd beginnt. Die Mücken fliegen ängstlich aus dem schilfdurchwachsnen Hain, In den See grub der Wind seine Silberspuren ein. Viel schlimmer kommt es, als ihr euch nur je gedacht; Hu wie s schaurig in den Buchenblättern lacht! Das ist Sankt Johanniswurm mit der Feuerzunge rot, Und der schwere Wiesennebel, ein Schatten bleich und tot! Welch Wogen und Schwingen! Welch Ringen und Singen! In die Ähren schlägt der Wind in leidigem Sinne, Dass das Kornfeld tönend bebt. Mit den langen Beinen fiedelt die Spinne, Und es reisst, was sie mühsam gewebt. Tönend rieselt der Tau zu Tal, Sterne schiessen und schwinden zumal Flüchtend durchraschelt der Falter die Hecken, Springen die Frösche nach feuchten Verstecken. Still! Was mag der Wind nur wollen? Wenn das welke Laub er wendet, Sucht er, was zu früh geendet Frühlings blauweisse Blütensäume, Der Erde flüchtige Sommerträume-- Längst sind sie Staub! Aber hinauf, über die Bäume Schwingt er sich nun in lichtere Räume, Denn dort oben, wie Traum so fein, Meint er, müssten die Blüten sein! Und mit seltsamen Tönen In ihres Laubes Kronen Grüsst er wieder die schlanken schönen. Sieh! Nun ist auch das vorbei, Auf luftigem Steige wirbelt er frei Zum blanken Spiegel des Sees, Und dort, in der Wellen unendlichem Tanz, In bleicher Sterne Widerglanz Wiegt er sich friedlich ein. Wie stille ward s zur Stell ! Ach, war das licht und hell! O schwing dich aus dem Blumenkelch, Marienkäferlein, Und bitte deine schöne Frau um Leben und Sonnenschein! Schon tanzen die Wogen am Klippenecke, Schon schleicht im Grase die bunte Schnecke. Nun regt sich Waldes Vogelschar, Tau schüttelt die Blume vom lockigen Haar Und späht nach der Sonne aus. Erwacht, erwacht, ihr Blumen, zur Wonne! GEMISCHTER CHOR Seht die Sonne, Farbenfroh am Himmelssaum, Östlich grüsst ihr Morgentraum! Lächelnd kommt sie aufgestiegen Aus den Fluten der Nacht, Lässt von lichter Stirne fliegen Strahlenlockenpracht! (Text Jens-Peter Jacobsen) Schönberg,Arnold/Gurre-Lieder
https://w.atwiki.jp/vocaloidenglishlyric/pages/1151.html
【Tags Meiko Palette-P tB S】 Original Music title Schwartz English music title Black Romaji music title Schwartz Music Lyrics written, Voice edited by パレットP (Palette-P) Music arranged by パレットP (Palette-P) Singer(s) Meiko Click here for the original Japanese Lyrics English Lyrics (translated by animeyay): How much must I scream hoarsely in order for my voice to reach you? If I m merely singing in vain, then might I as well crush my throat? Even my reflection in the mirror feels like an impostor. If it s a world where I can t be with you, then let me paint it completely black. My uncontrollable thoughts are still unable to travel anywhere. I keep extending my hands, but to no avail. I guess we really will never come together again. How much must I scream hoarsely in order for my voice to reach you? How much of this pain must I endure in order for me to be saved? I will at least continue singing this song, no matter how hoarse my voice becomes, until the day when my song reaches you, until the moment when my voice is conveyed to you. This song of soul weaved with my voice now resounds in its prayer-like words. Let me send out my uncontrollable thoughts on this song in order for them to reach you. This song of soul weaved with my voice now resounds in its prayer-like words. Let me send out my uncontrollable thoughts on this song in order for them to reach you. I shall continue singing, until my song reaches you, I shall continue singing this song. Romaji lyrics (transliterated by animeyay): dore dake koe o karashite sakebeba anata ni todoku no darou kono utagoe ga subete muimi nara isso nodo o tsubusou ka kagami ni utsuru kono sugata sae nisemono no you na ki ga shite ta anata ni fureru koto no nai sekai nara nuritsubushite shimaou kuroku kuroku osaeru koto no dekinai omoi wa doko e mukeru koto mo dekinai mama nobashita kono te wa karamawaru dake fureau koto mo kanawanai no deshou dore dake koe o karashite sakebeba anata ni todoku no darou kono itami ni dore dake taereba sukuwareru no darou ka semete kono uta o utaitsuzukeyou dore dake koe ga kasurete mo anata ni kono uta ga todoku sono hi made kono koe ga tsutawaru sono toki made kono koe de tsumugu tamashii no uta inori ni mo nita kotoba de hibiku osaeru koto no dekinai omoi wa kono uta ni nose anata ni todokeyou kono koe de tsumugu tamashii no uta inori ni mo nita kotoba de hibiku osaeru koto no dekinai omoi wa kono uta ni nose anata ni todokeyou utaitsuzukeyou anata ni todoku made utaitsuzukeyou kono uta o [Palette-P, PaletteP, Paretto-P, ParettoP]
https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/404.html
【登録タグ B SYNC.ART'S ソラとトキと二色のチョウ 二色蓮花蝶 ~ Red and White 桃梨 曲】 【注意】 現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。 この問題は、以下のいずれかが原因となっています。 ページがAMP表示となっている ウィキ内検索からページを表示している これを解決するには、こちらをクリックし、ページを通常表示にしてください。 /** General styling **/ @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight 350; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/10/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/9/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/8/NotoSansCJKjp-DemiLight.ttf) format( truetype ); } @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight bold; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/13/NotoSansCJKjp-Medium.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/12/NotoSansCJKjp-Medium.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/11/NotoSansCJKjp-Medium.ttf) format( truetype ); } rt { font-family Arial, Verdana, Helvetica, sans-serif; } /** Main table styling **/ #trackinfo, #lyrics { font-family Noto Sans JP , sans-serif; font-weight 350; } .track_number { font-family Rockwell; font-weight bold; } .track_number after { content . ; } #track_args, .amp_text { display none; } #trackinfo { position relative; float right; margin 0 0 1em 1em; padding 0.3em; width 320px; border-collapse separate; border-radius 5px; border-spacing 0; background-color #F9F9F9; font-size 90%; line-height 1.4em; } #trackinfo th { white-space nowrap; } #trackinfo th, #trackinfo td { border none !important; } #trackinfo thead th { background-color #D8D8D8; box-shadow 0 -3px #F9F9F9 inset; padding 4px 2.5em 7px; white-space normal; font-size 120%; text-align center; } .trackrow { background-color #F0F0F0; box-shadow 0 2px #F9F9F9 inset, 0 -2px #F9F9F9 inset; } #trackinfo td ul { margin 0; padding 0; list-style none; } #trackinfo li { line-height 16px; } #trackinfo li nth-of-type(n+2) { margin-top 6px; } #trackinfo dl { margin 0; } #trackinfo dt { font-size small; font-weight bold; } #trackinfo dd { margin-left 1.2em; } #trackinfo dd + dt { margin-top .5em; } #trackinfo_help { position absolute; top 3px; right 8px; font-size 80%; } /** Media styling **/ #trackinfo .media th { background-color #D8D8D8; padding 4px 0; font-size 95%; text-align center; } .media td { padding 0 2px; } .media iframe nth-of-type(n+2) { margin-top 0.3em; } .youtube + .nicovideo, .youtube + .soundcloud, .nicovideo + .soundcloud { margin-top 0.75em; } .media_section { display flex; align-items center; text-align center; } .media_section before, .media_section after { display block; flex-grow 1; content ; height 1px; } .media_section before { margin-right 0.5em; background linear-gradient(-90deg, #888, transparent); } .media_section after { margin-left 0.5em; background linear-gradient(90deg, #888, transparent); } .media_notice { color firebrick; font-size 77.5%; } /** Around track styling **/ .next-track { float right; } /** Infomation styling **/ #trackinfo .info_header th { padding .3em .5em; background-color #D8D8D8; font-size 95%; } #trackinfo .infomation_show_btn_wrapper { float right; font-size 12px; user-select none; } #trackinfo .infomation_show_btn { cursor pointer; } #trackinfo .info_content td { padding 0 0 0 5px; height 0; transition .3s; } #trackinfo .info_content ul { padding 0; margin 0; max-height 0; list-style initial; transition .3s; } #trackinfo .info_content li { opacity 0; visibility hidden; margin 0 0 0 1.5em; transition .3s, opacity .2s; } #trackinfo .info_content.infomation_show td { padding 5px; height 100%; } #trackinfo .info_content.infomation_show ul { padding 5px 0; max-height 50em; } #trackinfo .info_content.infomation_show li { opacity 1; visibility visible; } #trackinfo .info_content.infomation_show li nth-of-type(n+2) { margin-top 10px; } /** Lyrics styling **/ #lyrics { font-size 1.06em; line-height 1.6em; } .not_in_card, .inaudible { display inline; position relative; } .not_in_card { border-bottom dashed 1px #D0D0D0; } .tooltip { display flex; visibility hidden; position absolute; top -42.5px; left 0; width 275px; min-height 20px; max-height 100px; padding 10px; border-radius 5px; background-color #555; align-items center; color #FFF; font-size 85%; line-height 20px; text-align center; white-space nowrap; opacity 0; transition 0.7s; -webkit-user-select none; -moz-user-select none; -ms-user-select none; user-select none; } .inaudible .tooltip { top -68.5px; } span hover + .tooltip { visibility visible; top -47.5px; opacity 0.8; transition 0.3s; } .inaudible span hover + .tooltip { top -73.5px; } .not_in_card span.hide { top -42.5px; opacity 0; transition 0.7s; } .inaudible .img { display inline-block; width 3.45em; height 1.25em; margin-right 4px; margin-bottom -3.5px; margin-left 4px; background-image url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2971/7/Inaudible.png); background-size contain; background-repeat no-repeat; } .not_in_card after, .inaudible .img after { content ; visibility hidden; position absolute; top -8.5px; left 42.5%; border-width 5px; border-style solid; border-color #555 transparent transparent transparent; opacity 0; transition 0.7s; } .not_in_card hover after, .inaudible .img hover after { content ; visibility visible; top -13.5px; left 42.5%; opacity 0.8; transition 0.3s; } .not_in_card after { top -2.5px; left 50%; } .not_in_card hover after { top -7.5px; left 50%; } .not_in_card.hide after { visibility hidden; top -2.5px; opacity 0; transition 0.7s; } /** For mobile device styling **/ .uk-overflow-container { display inline; } #trackinfo.mobile { display table; float none; width 100%; margin auto; margin-bottom 1em; } #trackinfo.mobile th { text-transform none; } #trackinfo.mobile tbody tr not(.media) th { text-align left; background-color unset; } #trackinfo.mobile td { white-space normal; } document.addEventListener( DOMContentLoaded , function() { use strict ; const headers = { title アルバム別曲名 , album アルバム , circle サークル , vocal Vocal , lyric Lyric , chorus Chorus , narrator Narration , rap Rap , voice Voice , whistle Whistle (口笛) , translate Translation (翻訳) , arrange Arrange , artist Artist , bass Bass , cajon Cajon (カホン) , drum Drum , guitar Guitar , keyboard Keyboard , mc MC , mix Mix , piano Piano , sax Sax , strings Strings , synthesizer Synthesizer , trumpet Trumpet , violin Violin , original 原曲 , image_song イメージ曲 }; const rPagename = /(?=^|.*
https://w.atwiki.jp/meet2010/pages/13.html
Sofaloft in Hannover Die Etage ist in zwei Bereiche geteilt, die zusammen etwa 700 qm groß sind. Die Raumhöhe beträgt 250 cm, an der Decke befinden sich Holzgitter. Diese sind für die Beleuchtung notwendig und können nicht abgenommen werden. Die zwei Raumbereiche sind komplett offen, es gibt jedoch kleine und große Nischen und unbewegliche Trennwände. Diese simulieren Raumecken oder Wohnbereiche, wie man sie In Möbelläden kennt. Im ersten Bereich sind einige Wände bunt gestrichen (siehe Fotos). Der gesamte Boden im ersten Bereich ist mit grauem Teppich ausgelegt. Im zweiten Bereich sind alle Wände weiß gestrichen, der Boden ist teils mit Teppich, teils mit Holzdielen belegt, es gibt einige runde, schmale Säulen. Bereich 1 Bereich 2 Die Exponate, die Sie auf den Fotos vom ersten Bereich sehen, sind in der aktuellen Kunstausstellung im SofaLOFT ausgestellt ANSICHTEN – EINSICHTEN DIE NEUEN, von Künstlerinnen der GEDOK-Hannover Marga Falkenhagen, Rosemarie Gaede, Silke Jüngst, Erika Klee, Petra Sommerhäuser. Copyright(c)Meet!2010All Right Reserved Meet!2010
https://w.atwiki.jp/mainichi-matome/pages/550.html
The story below is originally published on Mainichi Daily News by Mainichi Shinbun (http //mdn.mainichi.jp). They admitted inventing its kinky features, or rather deliberately mistranslating them from the original gossip magazine. In fact, this is far from the general Japanese' behavior or sense of worth. このページは、毎日新聞事件の検証のための配信記事対訳ページです。直接ジャンプして来られた方は、必ずFAQをお読みください。 ※ この和訳はあくまでもボランティアの方々による一例であり、翻訳の正確さについては各自判断してください。もし誤訳(の疑い)を発見した場合には、直接ページを編集して訂正するか翻訳者連絡掲示板に報告してください。 "Teachers crying foul over unhygienic kids"「不潔な生徒を非難する教師たち」 拡散状況 関連ページ "Teachers crying foul over unhygienic kids" 「不潔な生徒を非難する教師たち」 http //mdn.mainichi-msn.co.jp/waiwai/news/20070626p2g00m0dm005000c.html http //www.debito.org/?p=458 Japanese schools are getting filled with more kids that stink, according to Sunday Mainichi (7/8). サンデー毎日(7/8)によれば、日本の学校には“臭い子供たち”が増えているという。 Growing disparity between the country’s haves and have-nots is believed to be behind the increase in unhygienic children. 広がり続ける“もてる者と持たざる者の格差”が、この不衛生な子供の増加の原因と考えられている。 But broken homes and the increasing number of foreigners in Japan are also being blamed. しかし、日本では家庭崩壊と外国人の増加も非難されている。 We have a lot of kids from homes where the parents aren’t financially blessed and few have a decent education. There are a few kids who live in really shoddy apartments,” a third grade teacher at a public elementary school in Tokyo tells Sunday Mainichi. “You can tell from the way they look and the way they talk that their lifestyle gives them something that makes them clearly different from the other kids.” 東京の公立小学校で3年生を受け持つ教師は、サンデー毎日に次のように語る。 「生徒の中には、経済的に余裕の無い家庭の子がいます。彼らの両親がちゃんと教育を受けていないこともあるんです。 ひどい安アパートに住んでる子も少なくありません。 貧しい生活のせいで、他の子たちとは明らかに違ってしまってるんです、見た目や話し方ですぐにわかりますよ。」 Often that leads these children to become the subject of teasing and bullying from their better off classmates. そして、彼らが裕福な生徒たちからからかわれ、いじめられるようになることもよくあるのだ。 Other teachers blame the widening gap between the rich and poor for the situation. 東京の中学校教師は、この状況の原因を貧富の差の拡大に求めた。 “There are definitely more smelly kids around,” a Tokyo junior high school teacher says. “Both parents are working during the day and some have to moonlight with bar work at night to make ends meet, so they’re never at home. Kids just go to sleep whenever they feel tired, and a lot of them nod off without having taken a bath. Some kids stop coming to school because their friends keep telling them that they smell, so you can’t treat the problem lightly. I tell the kids not to say things about the smell in the classroom, but frankly I find the reek to be disgusting, myself.” 「ひどい臭いがする子が明らかに増えてます。 両親が共働き、中には暮らしのために夜遅くまで働く人もいて、家にいられないのです。 子供たちは疲れたらいつでもそのまま寝ちゃいます。多くの子は、お風呂も入らず、そのままウトウトと。 “臭い”といわれ続けて、登校しなくなってしまった生徒もいます。深刻な問題です。 臭いについて触れぬよう、クラスでは言ってますが、正直なところ、悪臭には自分もうんざりしています。」 Since Japan’s economy slipped into the doldrums in the early 1990s, companies have been shifting away from employing people as permanent staff and instead have been relying more on irregular hires. The upshot of this has been an increase in what’s being called the “working poor,” the people in paid employment who make barely enough money to stay above the poverty line. The Tokyo Metropolitan Government reported that last year 27.2 percent of Tokyo families are now living on less than 3 million yen a year, a 9.3 percentage point increase over the past five years. 1990年代初めに日本経済が停滞し始めて以降、企業は雇用形態を終身雇用から一時雇用へとシフトしてきた。 この結果、増加したのがいわゆるワーキングプアであり、彼らは貧困から脱するだけの稼ぎを得られない。 東京都の報告によれば、都内の全世帯のうち27.3%が年収300万円以下であり、そのような家庭の割合は過去5年で9.3ポイント増加した。 It’s not just money worries, either. Parenting standards are also apparently in decline. In a central Tokyo school, teachers were worried when one little girl stopped turning up for class. Her mother, a single parent, was not forcing her to attend and willingly let her stay away whenever she felt like it. 問題はお金だけではない。 しつけをする親のレベルも明らかに下がっている。 都心の学校では、教師たちがある女生徒の不登校を心配していたが、彼女の母親(母子家庭である)は登校を促さなかった。 好きなように休ませていたのである。 “Her homeroom teacher went out to the girl’s home to check up on the situation. The little girl was sitting there with her hair done up in curls and dressed up like a princess. The homeroom teacher was shocked that the child was being treated virtually like a pet,” a teacher at the school says. “Turns out the mother got lonely at home by herself and wanted her daughter to be around with her.” 「彼女の担任は、様子を見に彼女の家を訪ねました。 そうしたら、彼女は髪を巻いて、お姫様みたいに着飾って座っていたんです。 まるでペットみたいな扱いで、担任の先生は驚いてましたよ。 結局、母親が一人で寂しいので、娘をそばに居させたいんでしょう」 Growing numbers of foreigners are also having an influence on Japanese schools. 増え続ける外国人たちも、日本の学校に影響を及ぼしている。教育関係者は次のように述べる。 “There seems to be a lot of trouble surrounding couples where an older Japanese man has married a young Southeast Asian woman who’s come to Japan to make some money,” an education insider says. 「東南アジアから出稼ぎに来た若い女性と、年の行った日本人男性、こういった夫婦の周辺は問題が多いようです。」 One teacher approached a Japanese father and spoke of how his wife, who worked as a nightclub hostess and saved whatever she could while living in squalor in Japan so she could build a palatial home in her native country. The teacher, pointing out that Japan is living through an age of internationalization, encouraged the father to help his child learn Tagalog, the native tongue of his mother’s homeland, the Philippines. The teacher was shocked by the father’s response. ある教師が、日本人の父親を尋ね、クラブのホステスとして働いている彼の妻について話した。彼女はとにかく生活費を切り詰めて、みすぼらしい生活を送っているのだが、これは母国に豪邸を建てるためである。 教師は、日本は国際化の時代だと指摘、子供に母親の母語であるタガログ語を習わせるよう勧めた。 しかし、60歳を超える父親の驚くべき反応をした。 “There’s no need to do that,” the teacher tells Sunday Mainichi the 60-something Japanese father said. “If Japan had won that war, they’d all (Filipinos) be speaking Japanese by now.”(By Ryann Connell) 「その必要は無いよ。日本が戦争に勝ってりゃフィリピン人はみんな日本語をしゃべってたんだ」(ライアン・コネル) 拡散状況 The Black Ship http //www.theblackship.com/forum/japan-tabloid-news/1103-teachers-crying-foul-over-unhygienic-kids.html Japan Stippy http //www.stippy.com/japan-waiwai-archives/teachers-crying-foul-over-unhygienic-kids/ Japanese Style Noodles http //www.japanesestylenoodles.com/waiwai/archive20070626 WaiWai Archive http //www.mainichiwaiwai.com/waiwai/2007/06/20070626.php 英語サイト http //www.debito.org/?p=458 http //forum.gaijinpot.com/showthread.php?p=449479 Blogger 部分転載:http //relaxedfocus.blogspot.com/2007/06/blame-foreigners-oh-japan-youre-so.html 関連ページ Blogger Japan Stippy Japanese Style Noodles The Black Ship WaiWai Archive WaiWaiの記事を転載した英語サイト:D WaiWaiの記事を転載した英語サイト:G 元記事一覧 毎日新聞英語版から配信された記事2007年(1月 - 6月)
https://w.atwiki.jp/vocaloidenglishlyric/pages/1163.html
【Tags Ebot Kaito tS S】 Original Music title 信號燈-SIGNAL- English music title Signal Light -SIGNAL- Romaji music title Shingoutou -SIGNAL- Music Lyrics written, Voice edited by Ebot Music arranged by Ebot Singer(s) Kaito This is the last song of "Rasen series". Click here for the original Japanese Lyrics English Lyrics (translated by animeyay): As I stand still in the dusk on a street contorting into a spiral, my chest rustles noisily, ah, to the bell chimes echoing in the silence. I was preached to, made to fly off, and forced to burden the laws of nature. Looking back at my lashed past, I caress the scars on my body. I begin to dash through a labyrinth without even a pause for breath. Even when I recline on a rattan chair, the tranquility is merely an illusion. As the light of a slowly singed candle diffuses, I suddenly come to the realization that I am a hermit, who hold too many useless truths of this world. My voice does not reach, I cannot backtrack the path I've walked, nor can I keep up with my parching tears. As a signal light rotates among my compromises, I find its blurry flashes unbearable. It's easy to say that one has been a disappointment, but it's too somber to say that one's fate is ephemeral. Back in the days I pursued too much, but my reward remained unchanged. I hurled indescribably elegant lies, ah, as well as oblique smiles. I ask relentlessly for the meaning in things, but struggle at the answers, that I become filled with trepidation at the coldness of my gushing sweats. Although I brandish that old splint for my grinning knee, I end up choked up in tears at my empty dream in an ash-filled era. Drowning in the conceit I have gathered and clung onto, I suddenly come to the realization that I am a loner, who, while tripped up, am crawling towards old age. I cannot choose my journey, I cannot tell about it through songs, nor can I keep up with the going-and-returning dawns. As the warning light dims in the mirrors, it can't even display the glow I want to see anymore. I gaze up at the condensing moon, become flushed away by snow thaw, become fearful of death, and avert my eyes from the heat haze. As I keep chasing up the doubts I have, my life has been slowly fading. When I have deceived to the point of lamenting, I lie down on the retribution of my chanted paradoxes. My voice does not reach, I cannot backtrack the path I've walked, nor can I keep up with my parching tears. I cannot choose my journey, I cannot tell about it through songs, nor can I keep up with the going-and-returning dawns. As a signal light rotates among my compromises, I find its blurry flashes unbearable. As the warning light dims in the mirrors, it can't even display the glow I want to see anymore. The small grains of sand slipping through my fingers are indiscernible, but I have spent my whole life trampling over them while walking on, covered in concealed thorns. Romaji lyrics (transliterated by animeyay): rasen ni yugamu machi no tasogare tatazumu shijima ni hibiku kane no ne ni aa sanzameku mune satosare habatakasare setsuri o owasare muchiutsu waga mi kaerimite kasabuta o tsumaguru iki tsugu koto mo naku hashiridasu meikyuu touisu ni motaredo yasuragi wa maboroshi kogasareyuku dake no rou no akari nijimu ki ga tsukeba yosutebito iranu shinjitsu hodo kono te ni amaru todokanai koe modorenai michi kareru namida ni oitsukenai dakyou no naka de mawaru shigunaru kasumu hikari ni taerarenai fugainashi to iu ni wa amari ni tayasuku hakanaki sadame to iu ni wa amari ni mo wabishii motomesugite'ta hibi to kawaranu houshuu e mo iwarenu uso o nagete aa naozari no emi imi bakari o toikake kotae ni agakeba fukidasu ase no tsumetasa ni ozoke o furuwaseru warau hiza ni ateta soegi furikazasedo hai no mau jidai ni musebinaku sorayume muragarisokonete wa sugaru jifu ni obore ki ga tsukeba wasurebito ashi o torareta mama yofuke e nijiru erabenai tabi katarenai uta meguru yoake ni oitsukenai kagami no naka de yaseru shigunaru nozomu iro sae miserarenai kogoru tsuki o miage yukidoke ni nagasare sange ni obiete wa me o somuku kagerou sagashidasu giwaku to aozameta unmei nageku hodo azamukeba tonaeta gyakusetsu no mukui ni fuseru todokanai koe modorenai michi kareru namida ni oitsukenai erabenai tabi katarenai uta meguru yoake ni oitsukenai dakyou no naka de mawaru shigunaru kasumu hikari ni taerarenai kagami no naka de yaseru shigunaru nozomu iro sae miserarenai surinukete yuku suna no tsubu nado mienai hisometa toge o furuwasete fumishidaku meisuu []
https://w.atwiki.jp/oper/pages/1431.html
第3場 (群衆が出て来た時に最もうまく身を隠せそうな場所を探した結果、聖堂の壁の張り出し部分の陰に身を隠す。 ゆっくりと朝になっていく。2人の見張り番が塔から朝の合図のラッパを吹き鳴らす。遠方の城塔からも答礼のラッパが聞こえる。 塔を駆け下り城門を開けながら、四方から城の従僕が現れ、互いに挨拶を交わし、ゆっくりとそれぞれの仕事に取り掛かる。 そのうち二三名は金属製の桶で泉の水を汲み、居館の門を叩いて中に入れてもらう。 居館の門がまた開かれると四人のラッパ奏者が進み出て、召集ラッパを吹き鳴らすと居館の中に消える。従僕も舞台から去る。 すると城館から塔門をくぐって、無数のブラバントの貴族と戦士達が聖堂に集結し、快活なうちにも興奮した様子で挨拶を交わす) 貴族達と男達 朝のラッパがわれらを集める。 今日は良き日になるだろう! この地にて聖なる奇跡を為した方は、 またも新たな勲(いさおし)を立てるだろう! 朝のラッパがわれらを集める・・・etc (軍令使は居館から門前の高い場所に進み出る。4人のラッパ奏者が先に立って進む。 王の召集ラッパがもう一度吹き鳴らされ、全員、期待を込めて舞台の奥のほうに向かう) 軍令使 そち達に王の意志を伝えよう。 私の口から出る王の言葉をよく聞くのだ! 「フリードリヒ・テルラムントは追放の刑に処する。 不正にも神前の争いを試みたがゆえに。 この男をかくまい、味方する者にも、 王国の法に従い、同様の追放刑が下されるであろう。」 男達 呪われよ!不実な者よ! 神の裁きを受けた者よ! 清らかな者は、あの男を避けよ! あの男には安らぎも眠りも与えるな! 呪われよ!不実な者よ! (ラッパ奏者の合図に応じて、集まる人々の群れは、再び目立って多くなる) 軍令使 王はさらにこう仰せられた。 「遠方より神に遣わされ、 エルザの伴侶となることを望む勇士を、 私はブラバント公国に封じ、その称号を授与せんとした。 されど、勇士は「公」と名乗ることは固辞したがゆえに、 そち達は彼をこう呼ぶがよい!「ブラバントの守護者」と! 男達 待ちに待っていたお方だ! 万歳!神に遣わされた方! 我らは、ブラバントの守護者に 誠実に仕えよう! 待ちに待っていたお方・・・etc 万歳!ブラバントの守護者よ、万歳! (ラッパ奏者による新たな合図) 軍令使 聞け!私を通じて勇士はこう申されているぞ! 「今日は皆と祝宴を楽しもう。 されど明日は武装してまいれ! 王の戦列に従うのだ。 この私は甘き眠りを貪る気持ちは露ほども無い。 皆を率い、嚇々たる戦功を挙げることが私の務め!」 (4人のラッパ奏者を引き連れて、居館に引き返す) 男達 戦うことをためらうな! 軍を率いるのは聖なる方だ! 勇気をもって戦う者には、 高き勲(いさおし)が微笑むぞ! さあ!戦いをためらうな! 聖なる方が率いるのだから! あの方が神に遣わされたのは、 ブラバントの偉大さを高めるがため! 神はあの方を遣わした! 偉大なブラバントのために! 勇気をもって戦えば・・・etc 神はあの方を遣わした! (人々が歓喜のあまり互いに揉みくちゃになっている時、かつてフリードリヒの家臣だった4人の貴族が舞台前方に集まってくる) ブラバントの第3の貴族 聞いたか?あの男は我らをこの国から引き離す気だ! ブラバントの第2の貴族 一度もこの地には攻めて来たことのない敵のためにだと? ブラバントの第4の貴族 そのような厚かましいことを企てる資格が、なぜあの男に!? ブラバントの第1の貴族 だが従軍を命じられて断れる者などいるのか? フリードリヒ (フリードリヒは気づかれぬうちに彼らに近づいていた) 私ならできる! (頭にかぶせてあった覆いを取る) ブラバントの4人の貴族達 (驚いて飛びすさる) おい!お前は誰だ?・・・フリードリヒ!? ブラバントの第4の貴族 ほんとうか? ブラバントの第1・第2・第3の貴族 下郎の手にかかって死ぬために戻って来たのか? ブラバントの第4の貴族 ここで何をしようというのだ? フリードリヒ すぐに私は、大胆なことを仕出かすつもりだ。 お前達の目にもはっきりと分かるだろう! 厚かましくも出陣を呼び掛けているあの男を、 私は、神を偽ったがゆえに告発するのだ! ブラバントの4人の貴族達 何だと?怒りのあまり狂ったのか!どうするつもりだ? 何ということを!お前は敗者だぞ!人に聞かれたらどうするのだ! (彼らはフリードリヒを聖堂に連れて行き、人々の目に触れないようにする) (4人の侍童が寝室の扉からバルコニーに出てきて、きびきびと中央の道を下って、居館の前の高い場所に立つ。侍童の姿を目にした人々は、舞台前方に押し寄せて来る) 侍童たち 道を空けてください! 我らの姫君エルザ様のために道を空けるのです。 姫様が神に守られて聖堂へ参るのです。 (侍童たちは、自主的に道を譲った貴族達が作る聖堂の階段へとつながる広い道を進み、石段の上に立つ。 別の4人の侍童たちが落ち着いた荘重な様子で寝室からバルコニーに進み出て、これから始まろうとする女性達の行列をお伴するためにその場で待つ) 第4場 (豪華なドレスに身を包んだ女性達の長い行列が、寝室の扉からバルコニーに進んでいく。 行列は左に曲がり、居館の前の大通りを通ると、そこからまた聖堂へと歩を進める。聖堂の階段上には、先に到着していた人々が待ち構えている) 貴族達と男達 (パレードにあわせて歌う) 祝福のうちにお進みください! 長い忍従の日々を過ごした女性よ! 神よ、この方と共にあってください! 神よ、この方の歩みを見守ってください! (我知らずまた道をふさいでしまった貴族達は、すでに居館の前に到着して道を整えようとする侍童たちに後ろに追いやられる。 その行列の中に輝くばかりの装いをしたエルザが現れ、居館の前の高い場所に到着する。道は再び広々と空けられ、誰もがしばらくその場に立ち止まっているエルザを目の当たりにする) 天使のような人が近づく! けがれなき炎につつまれながら! (エルザは、男達が譲り渡した道を、ゆっくりと前に歩いて来る) 万歳!徳高き女性! 万歳!ブラバントのエルザ様! 祝福のうちにお進みください! 万歳!・・・etc 女達 万歳!・・・etc (侍童たちは勿論のこと、先頭の女性達も聖堂の階段に到着し、エルザを教会内に導くためにそこに立ち止まっている。 しかし、エルザの後に従う最後尾の女性達の中から、同じように盛装したオルトルートが進み出る。前を歩いていた女性達は脅えつつも憤懣やるかたない素振りで彼女から離れ、オルトルートは人々から孤立してしまう。彼女の表情には、募りゆく憤怒が読み取れる。 人々の歓呼を受けたエルザが今まさに聖堂の階段に足を乗せようとする瞬間、オルトルートは物凄い勢いで進み出る。彼女は叫び声を上げながら同じ段の上でエルザと向かい合うと、エルザを段から下がらせようとする) オルトルート 下がりなさい!エルザ!もうこれ以上耐えられないわ! あんたの侍女として、つき従っていることには! 本当なら、あんたはどこに行くにも、私の顔色をうかがい、 うやうやしく頭を下げなきゃいけないのよ! 侍童たちと男達 この女は何をするんだ?さがれ! (彼らはオルトルートを舞台の中央に押しのける) エルザ どういうこと!?こんなことを目にするなんて? なぜ急に態度を変えるのです? オルトルート 一度、自分をおとしめたからには、 ずっとあんたの後を這いつくばって行かねばならないと言うの? 私は私の受けた苦しみに復讐し、 私にふさわしい処遇を取り戻すつもりよ! (全員、激しく動揺し、動き回る) エルザ ああ・・・夜、泣きながら私のもとにすがってきた あの偽善の振舞いに私は騙されたわけね? あなたは神の裁きを受けた男の妻・・・ どうして傲慢にも私の前を歩けるというの? オルトルート (心を深く傷つけられた様子で) 偽りの裁判が、夫を追放したとしても、 その名はいまだこの国では高い名誉を保っている。 最も高潔な人と讃えられ、 強い剣の力が全ての人に恐れられた。 でも、あなたの夫となる人はどうなのよ?誰もその名を知らないし、あんた自身ですら、その名を口にできないじゃない! 男達 何を言うのだ?何たることを口にする? 女達と侍童たち ひどい言葉を! 男達 あの女の口をふさげ! オルトルート あの男の名を呼べるのかい?私達に教えられるのかい? あの男がどんな血筋の者で、 どこから川を下って来て、 いつどこへ帰っていくのかを?ふん、 答えられるはずがないわ!そうしたら、その身に危険が及ぶ…だから、あの抜け目ない男は、その問いを禁じたというわけよ! 男達と女達、侍童たち ああ・・・それは本当だろうか?なんと過酷な訴え! あの騎士を愚弄するとは!そんなことが許されるのか? エルザ (きわめて狼狽しつつも勇気を振りしぼるように) 何とひどい言葉を!卑劣な人! 私の答えをお聞きなさい! あの人は、あまりに清らかで高貴な人・・・ 高潔にして気高い人ですから、 その使命に疑いを抱く者は、 永遠の災いを受けるのです! 男達 その通りだ!その通りだ! エルザ あの時、私の勇士は、あなたの夫を 神の戦いで打ち砕いたではありませんか? (人々に) きっと、ここにいる皆様は同意してくださいますわね? 正しい人は誰でしょう!? 男達 あの方だ!あの方だ! あなたの勇士ただ一人! 女達と侍童たち あなたの勇士ただ一人! オルトルート ハハハ!あんたの勇士の清らかさなど、 すぐに濁ってしまうわよ。 あの男は魔の精を呼び出したから、 力を発揮しただけよ! あんたが、そのことをあの男に問いたださないのなら、 私達はこう思うしかない・・・ 「あんた自身も、あの男の清らかさが傷つくのを怖れて、 問いを控えているんだ」とね! 女達 (エルザの側に立って) 卑劣な女の憎しみから姫を守ってください! (その時、居館の扉が開き、4人のラッパ奏者が進み出て、ラッパを吹き鳴らす) 男達 (背後を見やりながら) 道を開けろ!道を開けろ!王のお成りだ! 第5場 (ハインリヒ王、ローエングリン、ザクセンの伯爵と貴族達が荘重な行列をなして居館から出て来るが、舞台前方の混乱のため、行列は途中で乱される) ブラバントの貴族達 万歳!王よ!万歳! (王とローエングリンは、混乱した人の波をきびきびとかき分けて、舞台前方に出てくる) 万歳!ブラバントの守護者よ! ハインリヒ王 どうしたのだ?何を争っている? エルザ (とても興奮しながら、ローエングリンの胸に飛び込む) ああ!わたしの大事な方! ローエングリン 一体何が? ハインリヒ王 教会に行くことを誰が邪魔したのだ? ハインリヒ王の随臣達 争いの声が聞こえたようだが? ローエングリン (オルトルートを一目見ると) これは!?呪われた女があなたの傍にいるとは? エルザ 私を救ってくれた人!この女から私を守ってください! あなたの言いつけを聞かなかったとしたら叱ってください! 扉の前で嘆いていたこの女を、 私は苦しみから救ってあげたのです。 ところが、善行に対して何とひどい報いようでしょう! この女は「私があなたを信じすぎている」と罵るのです! ローエングリン (魔物を祓うかのような目つきで、まじまじとオルトルートを見据えるので、彼女は身動きが取れない) 恐ろしい女め!エルザに近付くな! お前がこの地で勝者となることはない! (親しみを込めてエルザに振り向く) エルザよ・・・おっしゃっていただけますか? あなたの心はあの女によって毒を注ぎ込まれましたか? (エルザは泣きながらローエングリンの胸に顔をうずめる。彼はエルザを抱き起し、聖堂を指し示す) さあ、行きましょう・・・喜びのうちに涙を振り払ってください! (彼はエルザとハインリヒ王と一緒に行列の先頭に立ち、聖堂へと向き直る。全員が整列し直し、その後に続こうとする) フリードリヒ (フリードリヒが聖堂の階段に現れるので、彼に気づいた女性や侍童たちは驚いて身を離す) ああ・・・王よ!騙されている諸侯よ!お待ちを! ハインリヒ王 お前はここで何をしようと言うのだ? 男達 ここで何をしようと? 呪われし者よ!さがるのだ! フリードリヒ お聞きを! 男達 去れ! さがるのだ! ハインリヒ王 さがれ! 近づくな! 男達 死にたいのか?お前は! フリードリヒ お聞きを!私に加えられた仕打ちはひどすぎます! ハインリヒ王 去るのだ! 男達 去れ!近づくな! フリードリヒ 神明裁判なるものは、嘘とまやかしだったのです! あなた方は魔法にたぶらかされたのです! ハインリヒ王 この卑劣漢を捕らえるのだ! 男達と女達、侍童たち 卑劣漢を捕らえよ! 聞け!この男が神を嘲るさまを! (四方からフリードリヒのほうに押し寄せる) フリードリヒ (自分の言葉を聞いてもらおうとの一心で、恐ろしいまでに気持ちを集中させてローエングリン一人を見つめ、自分に向かってくる人々は一切意に介さない) 栄光に輝いているあの男を、 私は、魔法の罪ゆえに告発いたします! (押し寄せてきた男達は、フリードリヒの大音声に驚いて尻込みし、ついその言葉に聞き入ってしまう) ひとたび神の息吹が伝われば、 陰謀による力など、塵のように消えてしまいます! あなた方は、きわめて不当にも 裁判で私の名誉を奪ったが、 そうなったのは、あの男が神明裁判に現れた時、 誰一人問いを発しなかったからです! さあ、何者も邪魔してはなりません・・・ 私がこれから投げかける問いを。 (命令するような態度で) この男の名前、身分、賞罰を 全世界の目の前で、私は問いかけます! (全ての人々が激しく戸惑いながら、右往左往しはじめる) 野生の白鳥に曳かれた舟に乗り、 この地に流れ着いた男は一体全体誰なのです? 魔法じみた獣たちを従えている男が 清らかですと??妄想としか思えません! この男の義務は、私の訴えに答えることです・・・ そうできたなら、これまでの事も正義です。 ですが、できないとなれば誰の目にも明らかでしょう! この男の清らかさとは、よこしまなものだということが! (全員、衝撃を受けつつも、一種の期待に満ちてローエングリンを見つめる) 男達とハインリヒ王、女達、侍童たち 何という厳しい訴えだ! あの方はどのような答えをするのだろう? ローエングリン 恥を忘れたお前になど、 答える必要はない! 悪人の疑いには、私は答える必要はない。 それでも私の清らかさは、いささかも揺るがない! フリードリヒ 私ではだめだと言うのなら、 王よ!皆が権威を認めるあなたにお願いします! この男は王であるあなたにすら「その資格がない」と言って、 問いに答えぬつもりでしょうか? ローエングリン その通り!・・・私は王にも答えなくて良いのだ! 諸侯の最高会議の場においてもな! 疑う必要がどこにある・・・ 私の正しき行いを皆は目の当たりにしたのだから! だが、ただ一人、私が答えねばならぬ人がいる・・・ それはエルザ・・・ (その時、ローエングリンは愕然として息をのむ。振り向いた彼の目に映ったのは、内心の激しい葛藤のあまり息をはずませながら、宙の一点を呆然と見つめているエルザの姿である) エルザ!なぜ震えているのです! ハインリヒ王、男達、女達、侍童たち あの勇士は秘密を守れるだろうか? オルトルートとフリードリヒ 激しく思案しているぞ! 心の底に疑いが芽生えたのだ! ローエングリン 思案に暮れる姿を見なければならぬとは! ハインリヒ王、男達、女達、侍童たち 勇士が危険に陥るのなら、むしろ沈黙していてほしい! フリードリヒとオルトルート 心の底に疑いが芽生えたのだ。 ローエングリン 憎しみの嘘に騙されるとは? エルザ (周りのことには目もくれず、目の前を見やり続ける) あの方の隠し事は、ひとたび口に出され、明るみに出れば、 きっと、あの方に危険を招き寄せることに違いない・・・ ああ!何という恩知らずでしょう。私がもし、それをここで明るみに出し、私の恩人を裏切ったとしたら・・・。 女達と侍童たち 姫様に危険をもたらす秘密なら、 むしろ沈黙していてほしい! ハインリヒ王 あの男が危険に陥る秘密なら、 むしろ沈黙していてほしい! ローエングリン 思案の姿を見ねばならぬのか! オルトルートとフリードリヒ エルザは激しく思案している! ローエングリン ああ、神よ!この人の魂を危機からお救いください! 清らな人の心に疑いを兆させぬよう!・・・etc ハインリヒ王と男達 気高き人を危険から救おう・・・ あの方の素性など行為の正しさからも明らかだ!・・・etc エルザ あの人の運命を知ったとて、私はその秘密を守り続けるわ! でも心の奥底は、疑いに揺れている!・・・etc オルトルートとフリードリヒ 勝利できるぞ、この男に・・・ この地に来て私を苦しめた男に・・・ 勝利できるぞ。問いさえ発せられれば!・・・etc 女達と侍童たち 危険に陥る秘密なら、 沈黙していてくださいませ!・・・etc ハインリヒ王 勇士よ!不忠の男には、ためらわず返答するがよい! あなたは、かくの如き訴えを避けるには気高すぎる男だ! ザクセンとブラバントの貴族達 (ローエングリンのもとに押し寄せながら) 我らがあなたのお味方ですぞ。あなたを勇士の鑑と見極めた 我らに悲しい思いをさせないでください! 我らの手をお取りください!固く信じているのですから。 たとえ名乗られずとも、あなたの名はもはや十分気高い!・・・etc ローエングリン あなた方の信頼を裏切るはずがあろうか。 たとえ我が名と素姓を名乗らずとも!・・・etc (ローエングリンは握手を求める男達に取り巻かれ、彼ら全員の手を握り返しながら、やや後ろのほうにとどまっている。その間、フリードリヒはエルザの方に駆け寄る。 彼女は不安と戸惑いと羞恥のうちにローエングリンを見ることさえできず、自分自身の心と戦いながら独り舞台前方に立ちつくしていたのである) フリードリヒ (エルザに頭を垂れながら) 私を信じてくれ! 教えてあげよう!お前の心が安らかになる方法を! エルザ (驚きながらも、弱々しく小声で言うことしかできない) 私から離れてください! フリードリヒ あの男の体から、ほんの少しの部分でも切り取ってこい・・・ 指の先っぽでもよいのだ。 そうすれば、あの男の隠し事がお前に明らかにされ、 あの男はお前に忠実なまま、決して去って行くことはないはずだ! エルザ なんですって!そんなことはしません! フリードリヒ 夜、また行くぞ・・・ 呼んでくれさえすれば、誰も傷つかず、速やかに事は成るはずだ。 ローエングリン (急いで舞台前方にやって来る) エルザ?誰と話しているのです? (エルザは苦痛に満ちた絶望的な目をフリードリヒからそらし、心を打ち震わせながらローエングリンの足もとに身を投げ出す。ローエングリンはオルトルートとフリードリヒのほうに振り向く) 去るのだ!呪われし者たちよ! 二度と私の目の前に お前達が現れることがないように! (フリードリヒはきわめて激しい苦痛と怒りを身振りで示す) エルザ!立ち上がってください!私達の幸福は、 全てあなたの手、あなたの誠実にかかっているのです! 疑いがやまないのですか? 私に問いを発するつもりですか? エルザ (極めて激しく心を動かされ、混乱しつつも恥ずかしげに) 私を救ってくれた方! 私が身を捧げる勇士! 私の愛は、 どんな疑いよりも強いのです。 (ローエングリンの胸に顔をうずめる。聖堂からオルガンの音が響いてくる) ローエングリン 万歳!エルザ! 神のみもとに参りましょう! 男達 見よ!やはりあの方は神から遣わされた人だ! 女達と侍童たち 万歳!万歳!万歳! (ローエングリンは厳かな様子でエルザを導き、貴族達の脇を通って王のもとへと連れて行く。通り過ぎる二人に、男達はうやうやしく道を譲る) 男達 万歳!お二人とも万歳! 万歳!ブラバントのエルザ! (王に導かれ、ローエングリンとエルザはゆっくり聖堂へと歩を進める) 祝福のうちにお進みください!・・・etc 男達と女達、侍童たち 万歳!貞節なる姫君! 万歳!ブラバントのエルザさま! 万歳! (王と結婚する二人が最上段にたどりつくと、エルザは激しく感動してローエングリンに顔を向け、彼は彼女を腕の中に抱きしめる。 だが、舞台右側の階段上で抱きしめられているエルザが、不安に苛まれておずおずと下を見ると、オルトルートの姿が目にとまる。彼女は、勝利を確信したかのようにエルザに向けて手を高々と掲げているので、彼女は驚いて顔を背ける。 王に導かれて、ローエングリンとエルザは、聖堂の入口へと歩を進める) DRITTE SZENE Nachdem er den Ort erspäht, der ihn vor dem Zulaufe des Volkes am günstigsten verbergen könnte, tritt er hinter einen Mauervorsprung des Münsters. Allmählicher Tagesanbruch. Zwei Wächter blasen vom Turm das Morgenlied; von einem entfernteren Turme hört man antworten. Während die Türmer herabsteigen und das Tor erschliessen, treten aus verschiedenen Richtungen der Burg Dienstmannen auf, begrüssen sie, gehen ruhen an ihre Verrichtungen usw. Einige schöpfen am Brunnen in metallenen Gefässen Wasser, klopfen an die Pforte des Palas und werden damit eingelassen. Die Pforte des Palas öffnet sich von neuem, die vier Heerhornbläser des Königs schreiten heraus und blasen den Ruf, dann treten sie wieder in den Palas zurück. Die Dienstmannen haben die Bühne verlassen. Aus dem Burghofe und durch das Turmtor kommen nun immer zahlreicher brabantische Edle und Mannen vor dem Münster zusammen; sie begrüssen sich in heiterer Erregtheit. Die EDLEN und MANNEN In Frühn versammelt uns der Ruf, gar viel verheisset wohl der Tag! Der hier so hehre Wunder schuf, manch neue Tat vollbringen mag! In Frühn versammelt uns der Ruf usw. Der Heerrufer schreitet aus dem Palas auf die Erhöhung vor dessen Pforte heraus, die vier Heerhornbläser ihm voran. Der Königsruf wird wiederum geblasen; alle wenden sich in lebhafter Erwartung dem Hintergrunde zu. DER HEERRUFER Des Königs Wort und Will tu ich euch kund drum achtet wohl, was euch durch mich er sagt! In Bann und Acht ist Friedrich Telramund, weil untreu er den Gotteskampf gewagt. Wer sein noch pflegt, wer sich zu ihm gesellt, nach Reiches Recht derselben Acht verfällt. Die MÄNNER Fluch ihm, dem Ungetreuen, den Gottes Urteil traf! Ihn soll der Reine scheuen, es flieh ihn Ruh und Schlaf! Fluch ihm, dem Ungetreuen! Beim Rufe der Heerhörner sammelt sich das Volk schnell wieder zur Aufmerksamkeit. DER HEERRUFER Und weiter kündet euch der König an, dass er den fremden, gottgesandten Mann, den Elsa zum Gemahle sich ersehnt, mit Land und Krone von Brabant belehnt. Doch will der Held nicht Herzog sein genannt - ihr sollt ihn heissen Schützer von Brabant! Die MÄNNER Hoch der ersehnte Mann! Heil ihm, den Gott gesandt! Treu sind wir untertan dem Schützer von Brabant! Hoch der ersehnte Mann usw.. Heil ihm! Heil dem Schützer von Brabant! Neuer Ruf der Heerhornbläser. DER HEERRUFER Nun hört, was er durch mich euch sagen lässt Heut feiert er mit euch sein Hochzeitfest; doch morgen sollt ihr kampfgerüstet nahn, zur Heeresfolg dem König untertan; er selbst verschmäht der süssen Ruh zu pflegen, er führt euch an zu hehren Ruhmes Segen! Er geht mit den vier Heerhornbläsern in den Palas zurück. Die MÄNNER Zum Streite säumet nicht, führt euch der Hehre an! Wer mutig mit ihm ficht, dem lacht des Ruhmes Bahn! Auf! säumt zu streiten nicht, führt euch der Hehre an! Gott hat ihn gesandt zur Grösse von Brabant! Von Gott ist er gesandt zur Grösse von Brabant! Wer mutig mit ihn ficht usw. Von Gott ist er gesandt! Während das Volk freudig durcheinander wogt, treten im Vordergrunde vier Edle, Friedrichs sonstige Lehensmannen, zusammen. Der DRITTE EDLE Nun hört, dem Lande will er uns entführen! Der ZWEITE EDLE Gen einen Feind, der uns noch nie bedroht? Der VIERTE EDLE Solch kühn Beginnen solle ihm nicht gebühren! Der ERSTE EDLE Wer wehret ihm, wenn er die Fahrt gebot? FRIEDRICH ist unbemerkt unter sie getreten Ich! Er enthüllt sein Haupt DIE VIER EDLEN fahren entsetzt zurück Ha! Wer bist du? - Friedrich! Der VIERTE EDLE Seh ich recht? Der ERSTE, ZWEITE und DRITTE EDLE Du wagst dich her, zur Beute jedem Knecht? Der VIERTE EDLE Hier wagst du dich her? FRIEDRICH Gar bald will ich wohl weiter noch mich wagen, vor euren Augen soll es leuchtend tagen! Der euch so kühn die Heerfahrt angesagt, der sei von mir des Gottestrugs beklagt! DIE VIER EDLEN War hör ich? Rasender! Was hast du vor? Weh dir! Verlorner du, hört dich des Volkes Ohr! Sie drängen ihn nach dem Münster, wo sie ihn vor dem Blicke des Volkes zu verbergen suchen. Vier Edelknaben treten aus der Tür der Kemenate auf den Söller, laufen munter den Hauptweg hinab und stellen sich vor dem Palas auf der Höhe auf. Das Volk, das die Knaben gewahrt, drängt sich mehr nach dem Vordergrunde. EDELKNABEN Macht Platz! Macht Platz für Elsa, unsre Frau Die will in Gott zum Münster gehn. Sie schreiten nach vorn, indem sie durch die willig zurückweichenden Edlen eine breite Gasse bis zu den Stufen des Münsters bilden, wo sie dann sich selbst aufstellen. Vier andere Edelknaben treten gemessen und feierlich aus der Tür der Kemenate auf den Söller und stellen sich daselbst auf, um den Zug der Frauen, den sie erwarten, zu geleiten. VIERTE SZENE Ein langer Zug von Frauen in prächtigen Gewändern schreitet langsam aus der Pforte der Kemenate auf den Söller; er wendet sich links auf dem Hauptwege am Palas vorbei und von da wieder nach vorn dem Münster zu,auf dessen Stufen die zuerst Gekommenen sich aufstellen. Die EDLEN und MANNEN während des Aufzugs Gesegnet soll sie schreiten, die lang in Demut litt! Gott möge sie geleiten, Gott hüte ihren Schritt! Die Edlen, die unwillkürlich die Gasse wieder vertreten hatten, weichen vor den Edelknaben aufs neue zurück, welche dem Zuge, da er bereits vor dem Palas angekommen ist, Bahn machen. Elsa ist, prächtig geschmückt, im Zuge aufgetreten und auf der Erhöhung vor dem Palas angelangt; die Gasse ist wieder offen, alle können Elsa sehen, welche eine Zeitlang verweilt. Sie naht, die Engelgleiche, von keuscher Glut entbrannt! Elsa schreitet aus dem Hintergrunde langsam nach vorn durch die Gasse der Männer. Heil dir, o Tugendreiche! Heil dir, Elsa von Brabant! Gesegnet sollst du schreiten! Heil dir usw. Die FRAUEN Heil dir usw. Ausser den Edelknaben sind auch die vordersten Frauen bereits auf der Treppe des Münsters angelangt, wo sie sich aufstellen, um Elsa den Vortritt in die Kirche zu lassen; unter den Frauen, welche ihr noch folgen und den Zug schliessen, geht Ortrud, ebenfalls reich gekleidet; die Frauen, die dieser zunächst gehen, halten sich voll Scheu und wenig verhaltenem Unwillen von ihr entfernt, so dass sie sehr einzeln erscheint In ihren Mienen drückt sich immer steigender Ingrimm aus. Als Elsa unter dem lauten Zurufe des Volkes eben den Fuss auf die erste Stufe zum Münster setzen will, tritt Ortrud heftig hervor, schreitet auf Elsa zu, stellt sich auf derselben Stufe ihr entgegen und zwingt sie so, vor ihr wieder zurückzutreten. ORTRUD Zurück, Elsa! Nicht länger will ich dulden, dass ich gleich einer Magd dir folgen soll! Den Vortritt sollst du überall mir schulden, vor mir dich beugen sollst du demutsvoll! Die EDELKNABEN und die MÄNNER Was will das Weib? Zurück! Sie drängen Ortrud nach der Mitte der Bühne zurück. ELSA Um Gott! Was muss ich sehn? Welch jäher Wechsel ist mit dir geschehn? ORTRUD Weil eine Stund ich meines Werts vergessen, glaubst du, ich müsste dir nur kriechend nahn? Mein Leid zu rächen will ich mich vermessen, was mir gebührt, das will ich nun empfahn! Lebhaftes Staunen und Bewegung aller. ELSA Weh, liess ich durch dein Heucheln mich verleiten, die diese Nacht sich jammernd zu mir stahl? Wie willst du nun in Hochmut vor mir schreiten, du, eines Gottgerichteten Gemahl? ORTRUD mit dem Anschein tiefer Gekränktheit Wenn falsch Gericht mir den Gemahl verbannte, war doch sein Nam im Lande hoch geehrt; als aller Tugend Preis man ihn nur nannte, gekannt, gefürchtet war sein tapfres Schwert. Der deine, sag, wer sollte hier ihn kennen, vermagst du selbst den Namen nicht zu nennen! Die MÄNNER Was sagt sie? Ha, was tut sie kund? Die FRAUEN und KNABEN Sie lästert! Die MÄNNER Wehret ihrem Mund! ORTRUD Kannst du ihn nennen, kannst du uns es sagen, ob sein Geschlecht, sein Adel wohl bewährt? Woher die Fluten ihn zu dir getragen, wann und wohin er wieder von dir fährt? Ha, nein! Wohl brächte es ihm schlimme Not - der kluge Held die Frage drum verbot! MÄNNER, FRAUEN und KNABEN Ha, spricht sie wahr? Welch schwere Klagen! Sie schmähet ihn! Darf sie es wagen? ELSA nach grosser Betroffenheit sich ermannend Du Lästerin! Ruchlose Frau! Hör, ob ich Antwort mir getrau ! So rein und edel ist sein Wesen, so tugendreich der hehre Mann, dass nie des Unheils soll genesen, wer seiner Sendung zweifeln kann! Die MÄNNER Gewiss! Gewiss! ELSA Hat nicht durch Gott im Kampf geschlagen mein teurer Held den Gatten dein? zum Volke Nun sollt nach Recht ihr alle sagen, wer kann da nur der Reine sein? Die MÄNNER Nur er! Nur er! Dein Held allein! Die FRAUEN und KNABEN Dein Held allein! ORTRUD Ha, diese Reine deines Helden, wie wäre sie so bald getrübt, müsst er des Zaubers Wesen melden, durch den hier solche Macht er übt! Wagst du ihn nicht darum zu fragen, so glauben alle wir mit Recht, du müsstest selbst in Sorge zagen, um seine Reine steh es schlecht! Die FRAUEN Elsa unterstützend Helft ihr vor der Verruchten Hass! Der Palas wird geöffnet, die vier Heerhornbläser schreiten heraus und blasen. Die MÄNNER dem Hintergrunde zu blickend Macht Platz! Macht Platz! Der König naht! FüNFTE SZENE Der König, Lohengrin und die sächsischen Grafen und Edlen sind in feierlichem Zuge aus dem Palas getreten; durch die Verwirrung im Vordergrunde wird der Zug unterbrochen. Die BRABANTER Heil! Heil dem König! Der König und Lohengrin dringen durch die verwirrten Haufen des Vordergrundes lebhaft vor. Heil dem Schützer von Brabant! KÖNIG HEINRICH Was für ein Streit? ELSA sehr aufgeregt an Lohengrins Brust stürzend Mein Herr! O mein Gebieter! LOHENGRIN Was ist? KÖNIG HEINRICH Wer wagt es hier, den Kirchengang zu stören? Des Königs GEFOLGE Welcher Streit, den wir vernahmen? LOHENGRIN Ortrud erblickend Was seh ich! Das unsel ge Weib bei dir? ELSA Mein Retter! Schütze mich vor dieser Frau! Schilt mich, wenn ich dir ungehorsam war! In Jammer sah ich sie vor dieser Pforte, aus ihrer Not nahm ich sie bei mir auf. Nun sieh, wie furchtbar sie mir lohnt die Güte Sie schilt mich, dass ich dir zu sehr vertrau ! LOHENGRIN den Blick fest und bannend auf Ortrud heftend, welche vor ihm sich nicht zu regen vermag Du fürchterliches Weib, steh ab von ihr! Hier wird dir nimmer Sieg! er wendet sich freundlich zu Elsa Sag, Elsa, mir, vermocht ihr Gift sie in dein Herz zu giessen? Elsa birgt ihr Gesicht weinend an seiner Brust. Lohengrin richtet sie auf und deutet nach dem Münster Komm, lass in Freude dort diese Tränen fliessen! Er wendet sich mit Elsa und dem König dem Zuge vorannach dem Münster, alle lassen sich an, wohlgeordnet zu folgen. FRIEDRICH tritt auf der Treppe des Münsters hervor; die Frauen und Edelknaben, als sie ihn erkennen, weichen entsetzt aus seiner Nähe O König! Trugbetörte Fürsten! Haltet ein! KÖNIG HEINRICH Was will der hier? Die MÄNNER Was will der hier? Verfluchter! Weich von dannen! FRIEDRICH O hört mich an! Die MÄNNER Hinweg! Zurück! KÖNIG HEINRICH Zurück! Weiche von dannen! Die MÄNNER Du bist des Todes, Mann! FRIEDRICH Hört mich, dem grimmes Unrecht ihr getan! KÖNIG HEINRICH Hinweg! Die MÄNNER Hinweg! Weich von dannen! FRIEDRICH Gottes Gericht, es ward entehrt, betrogen! Durch eines Zaubrers List seid ihr belogen! KÖNIG HEINRICH Greift den Verruchten! Die MÄNNER, FRAUEN und KNABEN Greift den Verruchten! Hört! Er lästert Gott! Sie dringen von allen Seiten auf ihn ein. FRIEDRICH mit der fürchterlichsten Anstrengung, um gehört zu werden, seinen Blick nur auf Lohengrin geheftet und der Andringenden nicht achtend Den dort im Glanz ich vor mir sehe, den klage ich des Zaubers an! Die Andringenden schrecken vor Friedrichs Stimme zurück und hören endlich aufmerksam zu Wie Staub vor Gottes Hauch verwehe die Macht, die er durch List gewann! Wie schlecht ihr des Gerichtes wahrtet, das doch die Ehre mir benahm, da eine Frag ihr ihm erspartet, als er zum Gotteskampfe kam! Die Frage nun sollt ihr nicht wehren, dass sie ihm jetzt von mir gestellt in gebieterischer Stellung Nach Namen, Stand und Ehren frag ich ihn laut vor aller Welt! Bewegung grosser Betroffenheit unter allen Wer ist er, der ans Land geschwommen, gezogen von einem wilden Schwan? Wem solche Zaubertiere frommen, dess Reinheit achte ich für Wahn! Nun soll der Klag er Rede stehn ; vermag er s, so geschah mir recht - wo nicht, so sollet ihr ersehn, um seine Reine steh es schlecht! Alle blicken bestürzt und erwartungsvoll auf Lohengrin Die MÄNNER, der KÖNIG, die FRAUEN und KNABEN Welch harte Klagen! Was wird er ihm entgegnen? LOHENGRIN Nicht dir, der so vergass der Ehren, hab not ich Rede hier zu stehn! Des Bösen Zweifel darf ich wehren, vor ihm wird Reine nie vergehn! FRIEDRICH Darf ich ihm nicht als würdig gelten, dich ruf ich, König, hoch geehrt! Wird er auch dich unadlig schelten, dass er die Frage dir verwehrt? LOHENGRIN Ja, selbst dem König darf ich wehren und aller Fürsten höchstem Rat! Nicht darf sie Zweifels Last beschweren, sie sahen meine gute Tat! Nur eine ist s, der muss ich Antwort geben Elsa - Er hält betroffen an, als er, sich zu Elsa wendend, diese mit heftig wogender Brust in wildem innerem Kampfe vor sich hinstarren sieht Elsa! Wie seh ich sie erbeben! Der KÖNIG, die MÄNNER, FRAUEN und KNABEN Welch ein Geheimnis muss der Held bewahren? ORTRUD und FRIEDRICH In wildem Brüten darf ich sie gewahren, der Zweifel keimt in ihres Herzens Grund! LOHENGRIN In wildem Brüten muss ich sie gewahren! Der KÖNIG, die MÄNNER, FRAUEN und KNABEN Bringt es ihm Not, so wahr es treu sein Mund! FRIEDRICH und ORTRUD Der Zweifel keimt in ihres Herzens Grund. LOHENGRIN Hat sie betört des Hasses Lügenmund? ELSA der Umgebung entrückt vor sich hinblickend Was er verbirgt, wohl brächt es ihm Gefahren, vor aller Welt spräch es hier aus sein Mund; die er errettet, weh mir Undankbaren, verriet ich ihn, dass hier es werde kund. Die FRAUEN und KNABEN Bringt sein Geheimnis ihr Not, so wahr es treu sein Mund! KÖNIG HEINRICH Bringt ihm sein Geheimnis Not, so wahr es treu sein Mund! LOHENGRIN In wildem Brüten muss ich sie gewahren! ORTRUD und FRIEDRICH In wildem Brüten darf ich sie gewahren! LOHENGRIN O Himmel, schirm ihr Herz vor den Gefahren! Nie werde Zweifel dieser Reinen kund! usw. Der KÖNIG und die MÄNNER Wir schirmen ihn, den Edlen, vor Gefahren; durch seine Tat ward uns sein Adel kund! usw. ELSA Wüsst ich sein Los, ich wollt es treu bewahren! Im Zweifel doch erbebt des Herzens Grund! usw. ORTRUD und FRIEDRICH Er ist besiegt, besiegt ist dieser Held, der mir zur Not in dieses Land gefahren, er ist besiegt, wird ihm die Frage kund! usw. Die FRAUEN und KNABEN Bringt ihr sein Geheimnis Not, so bewahr es treu sein Mund! usw. KÖNIG HEINRICH Mein Held, entgegne kühn dem Ungetreuen! Du bist zu hehr, um, was er klagt, zu scheuen! Die SÄCHSISCHEN und BRABANTISCHEN EDLEN sich an Lohengrin drängend Wir stehn zu dir, es soll uns nie gereuen, dass wir der Helden Preis in dir erkannt! Reich uns die Hand! Wir glauben dir in Treuen, dass hehr dein Nam , wenn er auch nicht genannt! usw. LOHENGRIN Euch Helden soll der Glaube nicht gereuen, werd euch mein Nam und Art auch nie genannt! usw. Während Lohengrin, von den Männern, in deren dargereichte Hand er jedem einschlägt, umringt, etwas tiefer im Hintergrund verweilt, drängt sich Friedrich an Elsa, welche bisher vor Unruhe, Verwirrung und Scham noch nicht vermocht hat, auf Lohengrin zu blicken, und so, mit sich kämpfend, noch einsam im Vordergrunde steht. FRIEDRICH sich zu Elsa neigend Vertraue mir! Lass dir ein Mittel heissen, das dir Gewissheit schafft! ELSA erschrocken; doch leise Hinweg von mir! FRIEDRICH Lass mich das kleinste Glied ihm nur entreissen, des Fingers Spitze, und ich schwöre dir, was er dir hehlt, sollst frei du vor dir sehn, dir treu, soll nie er dir von hinnen gehn! ELSA Ha! Nimmermehr! FRIEDRICH Ich bin dir nah zur Nacht - rufst du, ohn Schaden ist es schnell vollbracht. LOHENGRIN schnell in den Vordergrund tretend Elsa, mit wem verkehrst du da? Elsa wendet sich mit einem zweifelvoll schmerzlichen Blick von Friedrich ab und sinkt tief erschüttert zu Lohengrins Füssen. Lohengrin wendet sich an Ortrud und Friedrich Zurück von ihr, Verfluchte! Dass nie mein Auge je euch wieder bei ihr seh ! Friedrich macht eine Gebärde der schmerzlichsten Wut Elsa, erhebe dich! In deiner Hand, in deiner Treu liegt alles Glückes Pfand! Lässt nicht des Zweifels Macht dich ruhn? Willst du die Frage an mich tun? ELSA in heftigster innerer Aufregung und in schamvoller Verwirrung Mein Retter, der mir Heil gebracht! Mein Held, in dem ich muss vergehn! Hoch über alles Zweifels Macht soll meine Liebe stehn. Sie sinkt an seine Brust. Die Orgel ertönt aus dem Münster. LOHENGRIN Heil dir, Elsa! Nun lass vor Gott uns gehn! Die MÄNNER Seht, er ist von Gott gesandt! Die FRAUEN und KNABEN Heil! Heil! Heil! Lohengrin führt Elsa feierlich an den Edlen vorüber zum König.Wo sie vorbeikommen, machen die Männer ehrerbietig Platz. Die MÄNNER Heil! Heil euch! Heil Elsa von Brabant! Von dem König geleitet, schreiten Lohengrin und Elsa langsam dem Münster zu Gesegnet sollst du schreiten! usw. Die MÄNNER, FRAUEN und KNABEN Heil dir, Tugendreiche! Heil Elsa von Brabant! Heil dir! Als der König mit dem Brautpaar die höchste Stufe erreicht, wendet sich Elsa in grosser Ergriffenheit zu Lohengrin, dieser empfängt sie in seinen Armen. Aus dieser Umarmung blickt sie mit scheuer Besorgnis rechts von der Treppe hinab und gewahrt Ortrud, welche den Arm gegen sie erhebt, als halte sie sich des Sieges gewiss; Elsa wendet erschreckt ihr Gesicht ab. Vom König geführt, schreiten Lohengrin und Elsa dem Eingange des Münsters zu. この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@wagnerianchan Wagner,Richard/Lohengrin/III-1
https://w.atwiki.jp/oper/pages/3221.html
第三幕 第一場 ザックスの狭い仕事部屋。後方には大通りに通じる接客ドアがあり、右手には室内に通じる扉がある。左側の小路を見渡す窓の前には、花を植えた鉢が置かれている。ザックスはその窓のそばの、大きな肘掛椅子に座り、朝日を浴びながらひざに置いた大判の書物に読みふけっている。ダーフィトが大通りをやってきて、接客ドアから入ってくるのが見える。彼は部屋の中を窺い、ザックスがいるのに気がついて後ずさりする。しかし、ザックスが自分が入ってきたことに気がつかないのを見て、するりと中まで入り込み、持ってきたかごを接客ドアのそばのテーブルに置き、中身をじっくり見ようとする。花とリボンを探し出してテーブルに出し、最後にかごの底に入れてあったソーセージとケーキを見つけて、早速食べようとした時、ザックスが ー 相変わらず弟子が来たことに気づいていない ― 大きな音を立てて本のページをめくる。 ダーフィト (びくっとし、食べ物を隠して振り返る。) はい、マイスター!ここにいます! 出来上がった靴はちゃんと ベックメッサーさんのお宅に届けました。 あの、お呼びになったかと思ったので。 (傍白。) わざと知らん顔してるのかな。 口を利かない時は怒ってるんだ。 (ご機嫌を取るようにゆっくりザックスに近づき) マイスター、ほんとうにごめんなさい。 弟子の頃って間違いも犯すものなんです。 僕と同じくらい、レーネのこと知っておいでなら きっと赦してくださると思うんですけど。 レーネはほんとにいい人で、優しんですよ。 おまけにしょっちゅう心のこもった目で見てくれます。 マイスターに叩かれた時は撫でてくれるし、 慰めるように微笑んでくれます。 食事抜きの罰を喰らった時はおいしいものをくれて、 いつもよりもっと親切になるんです。 ただ、昨日は騎士殿が歌い損ねたからって言って 食べ物のかごを取り上げられてしまいました。 それでとてもつらい思いをしてるところに、 夜更けに窓の前に立って、 彼女にセレナードをわめいてるのを見つけたんです。 それで、背中を思いっきり殴っちゃったんです。 でも、特にどうということはなかったみたいですよ。 僕たちの愛情も元通りですし。 レーネは事情を話してくれて、 お祭りのために花とリボンをくれたんです。 (ひどく心配になって話しやめる。) ねえ、マイスター、何か言ってくださいよ。 (傍白。) ソーセージとケーキだけでも隠しておけばよかった! ザックス (それまで読書に没頭していたが、ようやく本を閉じる。 ダーフィトはその音にびっくりし、 思わずよろめいて、ザックスの前に膝をついてしまう。ザックスはまだ膝にのせたままの本から目を上げ、相変わらずびくびくしながら自分を見上げている弟子には目もくれず、奥に置かれた花とリボンを見つめる。非常に小さな声で) 花とリボンがたくさん見える。 優雅で若々しいな。 どうしてこんなところにあるんだ? ダーフィト (ザックスの親切な口調にびっくりしながら) だって、マイスター!今日はお祭りですから。 各人それぞれきれいに着飾るんです。 ザックス (相変わらず小声で、独り言のように) 今日は結婚式でもあるのかな? ダーフィト ダーフィトがレーネに求婚するまではまだ遠いですよ。 ザックス (前と同じように) 昨日は前夜祭だったのかな? ダーフィト (独り言。) 前夜祭?大変、叱られる! (大きな声で) ごめんなさい、マイスター。その件はどうかお忘れを!今日はヨハネ祭ですから。 ザックス ヨハネ祭? ダーフィト (傍白。) 今日は耳が遠いみたい。 ザックス 祝辞は覚えてるか?言ってみろ。 ダーフィト (次第に立ち上がりながら) 祝辞?もちろん。 (傍白。) よかった!マイスターはご機嫌だ! (荒っぽく) 「ヨルダンの岸辺にヨハネスが…」 [ベックメッサーのセレナードのメロディーで歌う] ザックス な、何だ? ダーフィト (照れ笑いして) ごめんなさい。前夜祭の騒ぎで混乱したんです。 (気を取り直し、きちんと立って) 「ヨルダンの岸辺に、ヨハネスが 世界中の人々を洗礼するためにたたずむ。 はるか彼方のニュルンベルクから 一人の女が訪れ、 生まれたばかりの息子に洗礼を受けさせるべく、 岸辺に連れてきた。 彼女が帰路につき、 ふたたびニュルンベルクまで戻ってくると、 ドイツ中で話題になっていた、 ヨルダンの岸辺にて、 その子がヨハネスと名付けられ、 ペグニツではハンスと呼ばれることが。」 (考え込んで) ハンス?ハンス! マイスター! (熱っぽく) 今日はマイスターの命名日ですよ! 忘れてしまうなんて、とんでもないことだ! ほら、このお花はマイスターに。 それからリボンも。ええと、あと何があったかな。 ああ、そうだ、おいしいケーキもあります! ソーセージもよかったらお召し上がりになりません? ザックス (相変わらず落ち着いて、姿勢を変えず) ありがとう。それはおまえのために取っておきなさい。 だが、今日は一緒に草原まで来ておくれ。 花とリボンで着飾って、 立派な旗持ちになってほしい。 ダーフィト それより花嫁の手を引く役回りをしたいんですが。 マイスター、ねえマイスター、もう一度結婚なさらなくては。 ザックス マイスター夫人がいたほうがいいのかね? ダーフィト そのほうがきちんとして見えますよ。 ザックス どうかな。時期が来れば結論が出るだろう。 ダーフィト 今が時期なんですってば! ザックス だったら、何かいい考えが浮かぶかもしれないね。 ダーフィト そうですとも。あちこちで噂になってるんですよ、 マイスターがベックメッサーを負かすだろうって。 たぶん、彼はまたへまをやらかすだろうって思うんです。 ザックス そうかもな。私も考えてみたことはある。 さあ、いまはもう行って、騎士殿を起こさないでくれ。 準備ができたらまたおいで。 ダーフィト (感激してザックスの手にキスして) いつも優しいけど、こんな感じのは初めてだ。 ぶたれた時のことなんか忘れちゃうくらい! (かごの中身をまとめ、部屋を出ていく。) ザックス (相変わらず本を膝にのせたまま、腕をだらりと垂らして椅子の背に寄りかかり、考えている。ダーフィトとの会話も、彼の物思いを妨げてはいないようだ。) 迷いだ、迷いだ。すべて迷いだ。 この街の、いや、世界中の 歴史を読み返してみても、 迷いはあらゆるところに存在している。 なぜ人々はどうでもよいことで怒るのだろう、 自らを苦しめ、 破滅に追い込むだけであるのに。 感謝の念を知らぬ者は多く、 逃げているのに、自分が追っていると錯覚する者もいる。 苦痛に打ちひしがれて 自らの身をすり減らしているのに、 それが喜びだと思い込んでいる者もいる。 これをいったい何と名づけたらよいのだろう。 (力を込めて) やはり迷いとしか呼びようがない。 迷いというのはどのような形で現れようとも 何一つ有益なことはもたらさないものだ。 迷いはいたるところに立ちはだかり、 眠っている時は力を蓄えている。 やがて目を覚ますと、 ここぞとばかり自分の威力を見せつける。 この街はすべてが秩序正しく、 平穏に事が進んでいる。 ドイツの中央に位置する、 わが愛するニュルンベルクよ! (喜ばしげな表情で、感慨を持って思いにふける。) だが、ある夜遅く、 不幸を未然に防ごうとするも、 情熱にはやる若い心を前に なす術のない男がいた。 靴屋は自分の店で、 迷いの糸を引いた。 大通りも小路もあっという間に 騒動に飲み込まれた。 男、女、職人や子供までが 気が狂ったように互いをつかみ合った。 迷いは勢いづいて、 火かき棒があちこちに当たった。 殴って、叩いて、蹴って、 皆何とか怒りを発散させようとした。 なぜあんな騒ぎが起きたか、神のみぞ知るだ。 ひょっとすると、妖精がいたずらしたのかもしれない。 蛍が恋人を見つけられなくて、 八つ当たりしたのかもしれない。 あのニワトコに潜んでいたのか。 ヨハネ祭の前夜… そして今日、ヨハネの日が来た! さてと、ハンス・ザックスが この迷いの世界をいかにして操り、 気高い行いを成し遂げるか見守るとしよう。 このニュルンベルクとても、 迷いから解放されることはないのだから。 気高い行いを成し遂げるにしても、 あれこれ悩み、迷ってから やっとのことでできるものだ。 第二場 ヴァルターが室内に通じるドアから入ってくる。彼は一瞬敷居で立ち止まり、ザックスを見つめる。ザックスは振り返り、本を下に置く。 ザックス おはよう、騎士殿。休まれていたようですね。 遅くまで起きておいででしたが、眠れましたか? ヴァルター (落ち着いて) 少しですが、よく眠れました。 ザックス ではかなり気分が良くなったのではありませんか? ヴァルター (非常に静かな声で) とても素晴らしい夢を見ました。 ザックス それはいい兆候です。話してください。 ヴァルター この夢については考える勇気がないのです。 すぐに消えてしまいそうで。 ザックス 夢をとどめ、記すことこそ まさに詩人の仕事なのですよ、 人の本当の思いは 夢の中に現れます。 どんな詩人も皆、 夢を書き記しているだけなのです。 その夢はどうすればマイスターになれるか、 あなたに告げたのではありませんか? ヴァルター (落ち着き払って) いいえ、組合やマイスターについては、 まったく夢に出てきませんでした。 ザックス ですが、その夢そのものが マイスターになるための魔法だったのではありませんか? ヴァルター (少し元気を取り戻して) あれほど大失敗を犯した後で、 まだ気を持たせるつもりですか? ザックス 私は少しも希望を捨てていませんよ。 希望というものはそう簡単に消えるものではないのです。 そうでなければあなたの駆け落ちを邪魔したりせず、 私自身あなたと一緒に逃げ出しましたよ。 どうか恨まないでください。 マイスターたちは皆誇り高くて、 自分たちのやり方通りでなければだめだと 思い込んでるのですよ。 彼らが賞をやろうと決心するのは、 とどのつまり、彼らが気に入ったというだけなのです。 あなたの歌は彼らを不安に陥れましたが、 それも故なきことではなかったのです。 だってそうでしょう、 あんな情熱的な歌を歌えば 街中の娘たちが冒険に飛び出してしまいますから。 平穏な結婚生活のためには もっとちがった詩と音楽がふさわしいのです。 ヴァルター (微笑んで) そういう調べなら昨日覚えました。 あの歌は通り中に響き渡りましたから。 ザックス (笑う。) それはよかったですね!判定の騒音も お聞きになったでしょう?まあ、冗談はよして、 私の言うことを聞いてください、簡潔に申します、 マイスター歌曲をお作りなさい。 ヴァルター 美しい歌とマイスター歌曲とは どんな違いがあるんですか? ザックス (優しく) 違いですか?楽しい青春時代に 初恋の幸せを感じ、 やむにやまれぬ思いに駆られて、 心の底からあふれるままに 美しい歌を歌うことは それほど難しくありません。 春が彼らの口を通して歌うのですから。 やがて夏が訪れ、秋、そして冬へと季節が巡り、 生活の苦労を感じ、 結婚生活の喜びも交えながら 子供の洗礼や仕事や人間関係のいざこざを味わいます。 そうした中でもなお 美しい歌を作り続けることができる者、 その者こそマイスターと呼ばれるのです。 ヴァルター 僕はある乙女を愛しています。彼女に求婚して、 末永く大事にしたいと思っています。 ザックス ではマイスターの規則を覚えましょう。 規則は忠実にあなたを導き、 あなたが青春時代に、 春と愛の力で 自然と心の中に芽生えたものが 決して失われないように 手伝ってくれます。 ヴァルター その規則はかなり尊ばれているようですが、 もともと誰が作ったものなのですか? ザックス 貧しいマイスターたちが生活に苦労しながらも 深い精神から作り上げたものです。 悩み多い暮らしの中で、 彼らは若き日の愛の姿、 つまり春が教えてくれたあの思い出を 目に浮かぶような形ではっきりと 芸術の中にとどめておいたのです。 ヴァルター ですが、春から遠く遠ざかっているのに、 どうしたらその姿を描き出せるのですか? ザックス それができるように、皆努力するのですよ。 生活に苦労しながら芸術を学んだ者として、 あなたに規則を伝授させてください。 新しい歌を作ってください。 インクもペンも紙も揃っています。 口述してくだされば、私が書き取りましょう。 ヴァルター どう始めたらいいのですか? ザックス 今朝の夢を話してくれればいいのです。 ヴァルター でも、規則について教わっているうちに だいぶ消えてしまったようなのです。 ザックス では詩作の力を借りましょう、 みんな失ったものをそうやって見つけていますよ。 ヴァルター それは夢ではなくて、詩では? ザックス 夢と詩は親友でいつも一緒にいるものです。 ヴァルター 規則に沿うにはどう始めたらいいでしょう? ザックス 自分で規則を立て、それに従いなさい。 今朝の美しい夢を思い出してください。 他のことはハンス・ザックスがちゃんと処理します。 ヴァルター (ザックスが書きだそうとしている仕事机のそばに座り、非常に小さな声で、神秘的に歌いだす。) 「朝はバラ色の光に輝き、 辺りは花の香りに満ち溢れて、 思いも及ばぬほどの喜びを漂わせつつ、 ある庭園が私を客人として迎え入れた。」 ザックス 今のがシュトレンになります。 よく気をつけて、 まったく同じようにもう一節作ってください。 ヴァルター なぜ同じにするのですか? ザックス あなたが自分にふさわしい女性を選んだことを 示すためですよ。 ヴァルター 「その花園は喜びにあふれ、 柔らかな枝をつけた神々しいまでに美しい樹が 豊かに実る黄金の実を、 望みを抱く者に優しく差し出した。」 ザックス 同じ節で結びませんでしたね。 これではマイスター方の気に入らないでしょう。 しかし、ハンス・ザックスは 春とはこういうものだと思いますよ。 では、アプゲザンクを。 ヴァルター アプゲザンクとは何ですか? ザックス あなたとその女性が ふさわしい夫婦であったかどうかは 子供を見ればわかります。 シュトレンに似ているが、同じではなく、 独自の韻と節を持っていなければならない。 子供が生き生きと育っていくのを見て、 両親は大喜びするでしょう。 このアプゲザンクが二つのシュトレンを まとめあげる役割を果たすのです。 ヴァルター 「私が味わった奇跡を あなた方とも分け合いたい。 私の傍らには一人の乙女がいたが、 これほど美しく優美な人を目にしたことがあるだろうか。 彼女は花嫁のように 私を優しく抱きしめた。 そして彼女は眼差しを向け、 その手で指し示す、 私が憧れをもって見つめていた、 生命の象徴たる木に結ばれた 美しい実を。」 ザックス (感動して) これでアプゲザンクもできました。 ご覧のとおり、完璧なバールが完成しましたよ。 メロディーについては少々奔放ですが、 それが間違いだとは言いません。 ただ覚えにくくて、 我らがお年寄り連中は気にするかもしれませんが。 では、二番目のバールを作ってくれませんか。 そうすることで一番のバールがよりはっきりと意味を持ちます。この歌は素晴らしいが、これが単なる詩か、それとも夢か まだはっきりとはわからない。 ヴァルター 「夕暮れ時、私がその園に横たわっていると、 太陽が崇高なまでの美しさを漂わせつつ去って行った。 そのまなざしに浮かぶ喜びを、 心ゆくまで味わいたいという願望が強く私を揺り動かす。 あたりが闇に包まれても、あのまなざしが私に輝く。 これほど離れているのに、なぜこうも近く存在を感じさせるのか。はるか彼方の二つの星が 柔らかな枝の間から私を照らし出してくれる。 愛らしい泉の音が、 静かな高みから聞こえてきた。 いま、泉は柔らかな響きとともに流れ出す。 これほど力強く甘美な響きは耳にしたことがない。 輝かしく、明るく、そしてあの星はなんと美しいことか。 木の周りに輪を作り、 黄金色の光をますます増大させながら踊る。 果物の代わりに星の群れに囲まれた 月桂樹よ。」 ザックス (深く感動して) 素晴らしい! これは正夢になりますよ。 二番目のバールも出来上がりました。 三番目も作っていただけませんか。 夢の真意を解き明かすために。 ヴァルター (さっと立ち上がって) 夢はこれで終わりでした。これ以上言葉は不要です。 ザックス (同じく立ち上がり、決心したように、しかし優しく) では、しかるべき場所で歌を仕上げてください。 この調べを忘れないように頼みますよ。 この愛すべき旋律でこそ、この詩は映えるのですから。 この歌をもっと大きな集まりの中で歌ってください。 そうすれば夢が現実となりますよ。 ヴァルター 何を始めるつもりですか? ザックス あなたの忠実な召使が 荷物を届けてくれたのです。 あなたが故郷での結婚式で着ようとしていた 衣裳が入っていると言って、 私に預けていったのですよ。 おそらく一羽の鳩が どこで騎士殿がまどろんでいるか彼に教えたのでしょう。 ですから一緒に部屋に行きましょう。 立派なことを成し遂げようというなら、 二人とも小ざっぱりした服で 身を飾りましょう。 さあ、私と同じ気持ちなら一緒に参りましょう。 ヴァルターはザックスが差し出した手を握る。ザックスは静かにしっかりとした足取りでヴァルターを部屋に導き、恭しくドアを開けて、彼の後から自分も部屋に入る。 第三場 ベックメッサー、ザックス。ベックメッサーが接客ドアの表から不安げに中をのぞき込み、誰もいないと見るとせかせかと中に入ってくる。着飾ってはいるが、思い悩んでいる様子。 ドアの敷居でもう一度誰もいないかどうか確かめ、足を引きずりなが手前に歩いてくるが、すぐにぎくっとなり、背中をさする。数歩歩くと、今度は膝がぎくりとなり、またさする。足台に腰を下ろすが、またもや痛みを覚えて飛び上がる。彼は足台をじっと見つめ、だんだんといろいろな思いに捕らわれだす。不愉快な記憶や妄想が頭の中を駆け巡り、彼を苦しめる。やがて落ち着きを取り戻し、額の汗をぬぐう。狂ったようによろよろと歩き回っては自分を見回す。誰かに追われるような妄想に取りつかれているらしく、よろめきながら必死に逃げ回る。体を支えようとするかのように仕事机につかまり、そこに座り込んで、宙をにらむ。やがて疲労し、絶望しきって周りを見回す。 彼の眼差しはとうとうポーグナー家の窓に行きつく。ベックメッサーはよろよろと疲れ切った様子で窓辺まで歩いていき、窓の向こうを窺いながら身を乗り出そうとするが、すぐにヴァルターのことを思い出し、不愉快な思いが込み上げてきて、対抗心を燃やす。 嫉妬心に襲われ、頭を抱える。女たちや弟子たちが通りで自分の悪口を言っているような気がして怒って向きを変え、バタンと窓を閉める。ひどくうろたえ、無意識のうちにまた仕事机のほうに向かう。何とか新しい歌を作ろうと思いめぐらしている様子。ふと、先ほどザックスが書いた紙が目にとまる。何だろうと手に取り、読むうちに興奮し、しまいには怒り出す。 ベックメッサー 求婚の歌だ!しかもザックスの。本当か? ああ、これですべてが読めたぞ! (部屋の戸が開くのを聞いてびくっとし、あわてて紙をポケットにしまう。) ザックス (晴れ着に着替えて入ってくるが、ベックメッサーに気づいて立ち止まる。) おや、書記殿!またおいでになったのですか。 もう靴には何の苦情もないはずですが。 ベックメッサー ちくしょう!こんなペラペラの靴は履いたことがないぞ! 小石までかかとに当たるくらいだ。 ザックス 判定役を務めたせいですよ。 印を入れたおかげで柔らかくなったんでしょう。 ベックメッサー 冗談は結構!ふざけるのはやめてくれ! ザックスさん、ようやくあんたの考えが読めたよ。 昨夜の騒ぎはあんたが考え出したものだったんだな。 私が邪魔だからといって、 あんな暴動を起こすとはあんまりだ! ザックス ああ、あれはただの前夜祭と解釈してください。 みんなあなたの結婚式を祝ったんですよ。 騒げば騒ぐほど縁起がいいと聞いたことがありますよ。 ベックメッサー (激怒して) この靴屋め、悪巧みばっかりやって 意地汚い根性まるだしじゃないか! あんたはずっと前から私の敵だったんだな、 いかにあんたの心理を解き明かしたか聞きたまえ! 私のために選ばれた、 いや、私のために生まれてきたような乙女を 男やもめの恥におとしめて、 追いかけ回して、しかもその魂胆は見え見えだ。 何とかこのハンス・ザックスが 金細工師の財産を勝ち取らんとばかり、 マイスターとしての経験をかさに着て、 歌で気を引こうと お嬢さんを惑わしたんだろう。 自分の言うことだけ聞かせようと 他を追っ払って、 自分の所有物にしようと思ってるんだ! だからだ!だからだ! 私がばかとでも思ったのか? 大声でわめいたり、ハンマーを叩いたりして 私の歌を邪魔して、 お嬢さんがあんたから離れて 他のやつに目を向けるのを防ごうとしたな! そうとも!分からないとでも思ったか? ついには家の中から 自分の弟子を呼び出して、 厄介払いしようと 火かき棒を振り上げさせたんだ! 痛い、痛い!体中緑と青のあざだらけになって、 最愛の女性からまで笑われる羽目になった。 打ちのめされ、打ち砕かれて、 どんな仕立て屋も縫い合わせられないくらいだ。 もう少しで命も危なかったんだぞ! だが、どうにか一命をとりとめたからには、 あのお礼はきっとしてやるからな! しゃあしゃあと歌合戦に出て行ってもいいが、 うまくいくかどうかよく見てろ。 あざだらけになって、ぼろぼろにされても、 おまえの目論見はつぶしてやるから! ザックス 書記殿、かなり取り乱しておいでですな。 あなたが私について何を思おうと勝手ですが、 焼きもちだけはひっこめていただかないと困りますよ。 求婚しようなどみじんも思っていないんですから。 ベックメッサー 嘘つきめ!私のほうがよく分かってる! ザックス いったい何を思いつかれたんです、ベックメッサー親方? あなたが何をお考えでも勝手だが、ただ、 歌合戦についてあなたは完全に思い違いをなさっている。 ベックメッサー 今日は歌わないとでも? ザックス 歌合戦には出ませんよ。 ベックメッサー 求婚の歌も? ザックス もちろん! ベックメッサー だが、あいにく私が証拠を持っていたとしたら? (ポケットをさぐる。) ザックス (仕事机に目をやって) あの詩は?ここに置いておいたのだが。あなたが持っていますね? ベックメッサー (紙を突き出して) これはあんたの筆跡だろう? ザックス ええと…どうだったかな。 ベックメッサー 書いたばかりのようだが? ザックス インクも乾いてないしね。 ベックメッサー これが聖書にもとづく歌とでも? ザックス それはありえないでしょうな。 ベックメッサー だったら、つまり? ザックス 何が? ベックメッサー そっちが聞くのか? ザックス まだ何か? ベックメッサー あんたは実直を装っていながら 最悪に悪賢いな。 ザックス かもしれませんね。ですが、よその家の机から 勝手に物を取ったことはありませんよ。 しかし、あなたが泥棒扱いされるのも嫌なので、 この紙は取っておきなさい、あげますよ。 ベックメッサー (びっくりし、嬉しくなって) 何てことだ! この詩を?ザックスの歌を? だが待てよ、またひどい目に遭ってはかなわんから。 この歌、暗記はしてるんだろう? ザックス どうか変に勘ぐらないでくださいよ。 ベックメッサー この紙を譲ってくれるんだな? ザックス あなたが泥棒にならないために。 ベックメッサー 使ってもいいのかな? ザックス お気に召すなら。 ベックメッサー 歌ってもいいのか? ザックス 難しくなければどうぞ。 ベックメッサー で、優勝したら? ザックス それは…かなりふしぎですな。 ベックメッサー (すっかり親しげになって) もう、とんだご謙遜を! ザックスの歌なんですよ、 (口笛を吹くように) それが何を意味するかは明白! 今の私の身がどうであるかお分かりになるでしょう? ひどくみじめな気分だったんだから。 苦労して一生懸命作った歌は 昨日歌った時に あなたの冗談の被害に遭って、 ポーグナー嬢を不安に陥れてしまった。 この状況でどうやって新しい歌を 作れるだろう? 打ちのめされた哀れな私は どれほど気に病んだことか。 求婚もその後の結婚生活も、 神が与えてくださるかどうか 全く見通しが立たなくなってしまうのだ、 新しい歌がないかぎり。 だが、ザックスの歌を得られた以上、 障害はぜんぶはねのけることができる! この親切に免じて、 これまで我々を隔てていた 諍いや恨みつらみは すべて水に流すとしましょう。 (ちらちら紙に目をやるが、ふと額にしわを寄せ) だが、待てよ!もしや罠では? 昨日まであんたは敵だったわけだ。 あれだけごたごたがあった後で、 よく私と仲良く話す気になったものだな? ザックス 夜遅くまで靴を作ったのは私ですよ。 敵だったらわざわざそんなことまでしませんよ。 ベックメッサー それもそうだ!だが、一つだけ。 この歌をどこでどのような形で耳にしようと、 絶対に慎んでいただきたいのは 作詞者が自分だと言い出すことですよ。 ザックス だいじょうぶ、約束しますよ。 自慢の材料にこの歌を使う気はありません。 ベックメッサー (すっかり満足し、大喜びで) これ以上何を望むことがあろう?これで安心だ! 今こそベックメッサーに心配事はなくなった! ザックス ですが、よく気をつけてください、 一言申し上げますが、 その歌はよく読み込んでください。 歌うのは簡単ではないでしょう、 この詩をうまくメロディーに乗せるのは 大変難しいですから。 ベックメッサー ザックスさん、あなたは素晴らしい詩人だ。 だが、節や調べにかけては 私にかなうものはいない。 じっと耳を澄まして聴いていてください。 きっと、誰もが 「ベックメッサーよりうまいやつはいない」と言いますから。 私に落ち着いて歌わせれば、 心を打つ調べが次々と流れ出す。 だが、急いで家に戻って 研究を始めなくては。 一刻も無駄にはできない、 完璧な歌にしなくては。 ハンス・ザックス、あなたは私の親友ですよ。 すっかり誤解してしまって… あの若造のせいで すっかり血迷ってしまっていたものだから。 (親しげに) あんなやつはまったく迷惑だ! だが、我々はあいつをちゃんと追い出したぞ! だが、こうしちゃいられない、 もう考えがあちこちに飛ぶ。 どこに頭がついてるんだ? 混乱してるのかな。 音節に韻に、 言葉に調べに、と…。 新作の歌で頭がいっぱいだ。 急いで家に帰りたい。 さようなら、もう行かなくては。 また時を改めて お礼をいたします。 だってこんなに親切にしていただいたんだから。 あなたの仕事ぶりを称賛するとともに、 必ず判定役にも 推薦しますよ。 ですが、印をつける時は上品にチョークを使い、 ハンマーはいけませんよ。 判定役!判定役!判定役ハンス・ザックス! ニュルンベルクが靴屋によって花咲かんことを! ベックメッサーは踊りながらザックスに別れを告げ、よろめきながらもがやがやと扉に向かう。突然詩をポケットに入れ忘れたかと思い、また戻ってきて、心配そうに仕事机の上を探すが、やがて手に持っていたことに気がつく。彼はいたずらっぽい表情を浮かべて喜び、ザックスを抱きしめてもう一度感謝の念を述べてから、騒々しく店の戸から出ていく。 ザックス (考え深げに微笑みながらベックメッサーを見送り) あれほど意地が悪いやつも見たことがない。 あれではうまくいくまい。 人間というものは自分を過信するものだが、 それにしても彼はひどすぎる。 いや、だが誰にもどきっとする瞬間は訪れるものだな。 そうすると、まったく知恵が浮かばずに妥協してしまうのだ。 だが、ベックメッサーがあの歌を取ったのは、 私の計画には好都合だった。 (エーファが通りから店のドアに近づいてくる。ザックスは振り返って彼女に気がつき) エーファちゃんだ!どこにいるのかなと思っていたところだが。 第四場 エーファは輝くばかりに白いドレスをまとい、美しく着飾っているが、その顔は青く、少々物憂げである。彼女は接客ドアから入ってきて、ゆっくりと前に歩いてくる。 ザックス おはよう、エーファちゃん。ああ、今日のおまえは 何とすてきなんだろう! そんなに美しい姿で現れたのでは、 老いも若きもおまえに求婚したくなってしまう。 エーファ マイスター、騒ぐほどのことではないわ。 仕立て屋さんのドレスがきれいなだけ。 でも、靴が痛いだなんて ぱっと見たら分からないでしょう? ザックス いけない靴だな。おまえが 昨日のうちに試しておかなかったからだよ。 エーファ 過信していたのよ、 マイスターが作ってくださったから大丈夫って。 ザックス ああ、ごめんよ。見せてごらん。 手を入れるから。 エーファ 立っているだけの時はいいんだけど、 歩き出すと止まりたくなってしまうのよ。 ザックス ここに足を乗せてごらん。 どこが悪いか見るから。 (彼女は仕事台のそばに置かれた足台に片足を乗せる。) どんな感じだい? エーファ 見ての通りぶかぶかみたい。 ザックス エーファちゃん、それは思い過ごしだよ。 靴はぴったりじゃないか。 エーファ 言い間違えたわ。 きつくて足の指を押すの。 ザックス 左かい? エーファ いいえ、右のほう。 ザックス 要するに足の甲が痛いんだね? エーファ いいえ、かかとのほうよ。 ザックス かかとも? エーファ マイスターったら、靴のどこが当たってるか 私より詳しいでしょう? ザックス これはふしぎだな、 ぶかぶかなのに、あちこち当たってきついだなんて。 (ヴァルターがきらびやかな騎士の衣装をまとい、部屋の戸から出てくる。エーファは声を上げ、足を台に乗せた姿勢は変えないままじっとヴァルターを見つめる。ザックスはドアのほうに背を向け、エーファの足元にかがみこんだまま、ヴァルターが入ってきても注意を向けない。ヴァルターはエーファの姿に魅惑され、彼女と同様、微動もせずに敷居に立っている。) なるほど、ここか!やっとわかったぞ! おまえの言うとおりだった。 縫い目が食い込んでいるんだよ。 待っていてくれ、直してくるから。 そのまま立っているんだよ。ちょっとの間 おまえの靴を型に入れておくから。 そうしたらよくなるはずだ。 (そっと靴を脱がせてやり、彼女がじっとしている間に仕事机で靴を直し始め、何も気がつかないふりをする。) ザックス (仕事をしながら) いつも靴を手にしているのが私の定めなのさ。 夜も昼もゆっくりできたためしがない。 ねえ、エーファちゃん。どうしたら靴屋をやめられるか 考えていたんだが、 やっぱりおまえに求婚することにしたよ。 そうしたら詩作だけに専念できそうだしな。 聞いてくれないのかい?何か言ってくれよ。 おまえがそそのかした考えなんだからね。 いいよ、わかった。 「靴を作っていろ」と言うんだね。 じゃあ、せめて誰か歌ってくれないかな。 今日はとても素晴らしい歌を聴いたが、 あれに第三節を加えてくれる人がいないかな。 ヴァルター (眼差しをエーファに当てたまま) 「夜空の星が楽しげに踊っているのだろうか。 巻き毛がこれほどまでに明るく、 すべての乙女の中で最も気高く感じられるのは、 彼女の内に星の優しい光が秘められているため。」 ザックス (仕事を続けながら) ほら、これこそマイスター歌曲だよ。 ヴァルター 「これは奇跡か、それとも夢が叶ったのか。 この日に挨拶を捧げたい。 清らかな喜びにあふれた二つの太陽が うるわしきその眼差しに浮かんでいる。」 ザックス (エーファにそっと) 私の家ではこんな歌が聴けるんだよ。 ヴァルター 「私が勇気をもってそばに寄った 慈愛に満ちた姿よ。 その眼差しの太陽に彩られ、 栄光のために育ったその冠で、 彼女は優しく、愛情をこめて 夫の頭を飾る。」 ザックス (靴を持って戻り、もう一度エーファに履かせようとしながら) 靴が直ったかどうかみてごらん。 ヴァルター 愛の生まれたところ、栄誉が与えられたその場所で、 ザックス どうだ、 修理できてるだろう? ヴァルター 彼女は詩人の胸に天の喜びを与え、 ザックス 試してごらん。ほら、歩いて。どうだ、まだ当たるか? ヴァルター 愛の夢へと誘った。」 エーファはそれまで魅惑されたようにじっと立ち尽くし、じっと歌に聴き入っていたが、ここで突然激しく泣き出し、しゃくりあげながらザックスの胸にすがりつく。ヴァルターは彼らのほうに近づいてきて、感に打たれた様子でザックスの手を握る。ザックスはきゅうに不機嫌になった様子で身をもぎ離し、そのためエーファは知らず知らずヴァルターの肩に身を持たせることになる。 ザックス 靴屋の苦労なんか誰も分かってくれない! これで詩を書いてる暇もなかったとしたら、 決して靴なんか作らないところだ! 苦労ばかりで報われもしない! 一人はぶかぶかだと言い、別の人はきついと言い出す! あちこちから苦情ばかり舞い込む。 やれ音がする、ぶかぶかだ、 ここが当たる、あっちがきついと! 靴屋は何でも知ってるだろうと頼られる。 いつもだめになった靴を修理してばかりで、 そのうえ詩人としてまで頼られては 時間も何もあったものではない! おまけに男やもめとあっては 徹底的に馬鹿にされる! 若い娘も男が足りないと見たら こっちにすり寄ってきて、もらってもらおうとする。 私が彼女の気持ちを分かろうが、分かるまいが、 思わせぶりな求婚を受けようが受けまいが、 結局のところピッチが臭いと言って、 軽蔑されるんだ! これでは弟子に申し訳ない。 あの子は自分の師匠を尊敬することができないんだ。 レーネはといえば甘やかしてばかりで 鍋やら皿やらなめさせて! あの子はいったいどこにいるんだ? (ダーフィトを探しに行こうとする。) エーファ (ザックスを引き止め、自分のほうに引き寄せて) ああ、ザックスさん、あなたは大切な方よ! あなたの気高い心にどう報いたらいいでしょう? あなたの愛がなかったら、あなたが支えてくれなかったら、 私はきっと未だに 子供のままだったわ。 あなたのおかげで、 私は大切なものを得た。 精神とは何か教えてくださったのも あなただった。 あなたのおかげで目を覚まし、 崇高なもの、勇気や自由について 知ることができたのよ。 今私がこうしていられるのはあなたのおかげ。 大好きなマイスター、叱るなら叱って。 でも、私は何も悪いことはしていないのよ。 だって、もし自分で選べる立場だったら 絶対にあなたしか選ばなかったもの。 あなたは私の夫になっていたはずなのよ。 月桂冠もあなたにしか渡さなかったでしょう。 でも、思いがけない不幸が 降りかかってきてしまって…。 今日結婚するのだって、 私には何の権利もないんですもの。 ただの義務で、強制以外の何物でもないわ! マイスター、あなただって不安でしょう? ザックス エーファちゃん、私はトリスタンとイゾルデの 悲しい物語を知っている。 ハンス・ザックスは賢明だったから、 マルケ王のような幸せは望まなかった。 おまえの正しい相手が見つかってよかった。 でなければ、悲劇に終わっていたかもしれない。 おや、レーネがもう家の周りをうろうろしているな。 どうぞ!おい、ダーフィト!そろそろおいで! (マグダレーネが晴れ着を着て、ドアから入ってくる。ダーフィトも花とリボンで身を飾り、やはり祭りにふさわしい衣装で、すぐに部屋から出てくる。) 証人は揃いましたね。名付け親も準備ができています。 では、洗礼を行いましょう。位置についてください。 (皆ふしぎそうにする。) 一人の子供がここに生まれました。 その子に名前を付けてやりましょう。 マイスターの掟に沿って、 一曲のマイスター歌曲が作られたのです。 良い名前をつけて、 皆に存在を分かってもらえるようにしなければなりません。 では、尊敬すべき組合の掟に従って、 あなた方の役割をお話ししましょう。 新しいマイスター歌曲が出来上がりました。 騎士ヴァルターが作詞し、歌ったものです。 生まれたばかりの調べの父は、 この歌を耳にした者として ポーグナー嬢と私を名付け親として招いてくれたため、 今から洗礼を行うこととなりました。 洗礼式には証人も必要ですから、 私のほうでレーネ嬢とわが弟子を呼んでおきました。 しかし、弟子の立場では証人になれません。 この子は今日、格言を立派に歌ったので、 この場で職人にしようと思います。 ダーフィト、膝をついて昇格の儀式を受けなさい。 (ダーフィトがひざまずくと、ザックスは彼の頬を打つ。) 立て、職人よ。今の平手打ちを覚えておきなさい。 洗礼のことも忘れないように。 何か手落ちがあるかもしれませんが、 誰も文句は言わないでしょう。 何しろ、緊急の洗礼なのですから。 この調べが力強く人生を歩んでいくよう、 こう名づけましょう; 「幸せな朝の夢の調べ」。 この名でもって、マイスターの栄誉を受けられますように。 この子が障害なく、すくすくと育っていけるよう、 最年少のポーグナー嬢に祝辞を述べていただきましょう。 それまで皆はザックスを囲んで輪を作るように立っていたが、いま彼はその輪から出て、代わりにエーファが中央にくる。 エーファ まるで太陽が私の幸せに 笑いかけているかのように、 暁は喜びにあふれて 私の前に立ち現われました。 最高の慈愛に満ちた夢、 天を思わせる朝焼け。 この歌を作り上げた努力を 皆で讃えましょう。 その調べが優美に、そして高らかに 成長しますように。 そうすれば、私の心も 安らぎを得ることができるでしょう。 ザックス この子の前で私も 愛情を込めて優しい歌を歌いたかった。 だが、この心の痛みは 耐え忍ばなくては。 ヴァルター きみの愛が僕にこの歌を作らせたのだ。 これで僕の心は落ち着きを取り戻すことができる。 マグダレーネとダーフィト 夢か現実か分からない。 何が起きたんだろう/でしょう? エーファ これはただの暁の夢だったの? ヴァルター 僕はまだあの夢の続きを見ているんだろうか。 ザックス あれは美しい夢だった。 エーファとヴァルター あまりに幸せで考えることもできない。 僕に/あなたにそっと語りかけたこの調べは 何を意味していたのだろう/でしょう。 ヴァルター この静かな部屋で生まれた歌を、 二人 マイスター方の集まりの中で 高らかに歌い、 ヴァルター 最高の賞に臨んでみよう。 エーファ この歌が最高の賞を意味していますように! ザックス この歌を解明することなどできない。 この静かな部屋で私が書き取った あの調べは はっきりと私に告げた、 詩人としての賞によってのみ、 この調べは息づくのだ、と。 マグダレーネとダーフィト これはただの暁の夢だろうか/でしょうか。 本当とは思えない。 ダーフィト この場でもう職人に? レーネは花嫁になるのか? 教会で式も挙げられるんだ。 いずれマイスターとも呼ばれるようになるかと思うと、 頭がぐるぐる回るようだ。 マグダレーネ ダーフィトはもう職人になったの? 私は花嫁なんだわ。 結婚できるようになったのね。 そうよ!まちがいないわ。 私がマイスター夫人と呼ばれるのも遠くないなんて、 誰が思ったかしら。 ザックス (周りの人たちのほうを向いて) さあ、最終仕上げだ! (エーファに) お父様によろしくお伝えしてくれ。 さあ、急いで草原に出かけましょう! (エーファとマグダレーネは出ていく。) (ヴァルターに) さあ、騎士殿、参りましょう。勇気を失わずに! ダーフィト、職人さん!戸締りを頼むよ! ザックスとヴァルターは一緒に通りに出ていき、ダーフィトが張り切って戸締りをしようとするうちに、左右から幕が下りてきて、舞台を完全に隠す。 DRITTER AUFZUG ERSTE SZENE In Sachs Werkstatt. Kurzer Raum. Im Hintergrund die halb geöffnete Ladentür, nach der Strasse führend. Rechts zur Seite eine Kammertür. Links das nach der Gasse gehende Fenster, mit Blumenstöcken davor, zur Seite ein Werktisch. Sachs sitzt auf einem grossen Lehnstuhle an diesem Fenster, durch welches die Morgensonne hell auf ihn hereinscheint Er hat vor sich auf dem Schosse einen grossen Folianten und ist im Lesen vertieft. David zeigt sich, von der Strasse kommend, unter der Ladentür, er lugt herein, und da er Sachs gewahrt, fährt er zurück. Er versichert sich aber, dass Sachs ihn nicht bemerkt, schlüpft herein, stellt seinen mitgebrachten Korb auf den hinteren Werktisch beim Laden und untersucht seinen Inhalt Er holt Blumen und Bänder und kramt sie auf dem Tische aus, endlich findet er auf dem Grunde eine Wurst und einen Kuchen und lässt sich sogleich an, diese zu verzehren, als Sachs, der ihn fortwährend nicht beachtet, mit starkem Geräusch eines der grossen Blätter des Folianten umwendet DAVID fährt zusammen, verbirgt das Essen und wendet sich zurück Gleich, Meister! Hier! Die Schuh sind abgegeben in Herrn Beckmessers Quartier. Mir war s, als rieft Ihr mich eben? beiseite Er tut, als säh er mich nicht? Da ist er bös , wenn er nicht spricht! - Er nähert sich sehr demütig langsam Sachs Ach, Meister, wollt mir verzeih n! Kann ein Lehrbub vollkommen sein? Kenntet Ihr die Lene wie ich, dann vergäbt Ihr mir sicherlich. Sie ist so gut, so sanft für mich und blickt mich oft an so innerlich. Wenn Ihr mich schlagt, streichelt sie mich und lächelt dabei holdseliglich. Muss ich karieren, füttert sie mich und ist in allem gar liebelich. Nur gestern, weil der Junker versungen, hab ich den Korb ihr nicht abgerungen. Das schmerzte mich; und da ich fand, dass nachts einer vor dem Fenster stand und sang zu ihr und schrie wie toll, da hieb ich ihm den Buckel voll. Wie käm nun da was Grosses drauf an? Auch hat s uns rer Liebe gar wohl getan. Die Lene hat mir eben alles erklärt und zum Fest Blumen und Bänder beschert. Er bricht in grössere Angst aus Ach, Meister, sprecht doch nur ein Wort! beiseite Hätt ich nur die Wurst und den Kuchen erst fort! SACHS hat unbeirrt immer weitergelesen. Jetzt schlägt er den Folianten zu. Von dem Geräusch erschrickt David so, dass er strauchelt und unwillkürlich vor Sachs auf die Knie fällt. Sachs sieht über das Buch, das er noch auf dem Schosse behält, hinweg, über David, welcher immer auf den Knien furchtsam nach ihm aufblickt, hin und heftet seinen Blick unwillkürlich auf den hinteren Werktisch. Sehr leise Blumen und Bänder seh ich dort! Schaut hold und jugendlich aus! Wie kamen mir die ins Haus? DAVID verwundert über Sachs Freundlichkeit Ei, Meister! ‘s ist heut festlicher Tag; da putzt sich jeder, so schön er mag. SACHS immer leise, wie für sich Wär heut Hochzeitsfest? DAVID Ja, käm s erst so weit, dass David die Lene freit! SACHS immer wie zuvor ‘s war Polterabend, dünkt mich doch? DAVID für sich Polterabend? - Da krieg ich s wohl noch? laut Verzeiht das, Meister! Ich bitt , vergesst! Wir feiern ja heut Johannisfest. SACHS Johannisfest? DAVID beiseite Hört er heut schwer? SACHS Kannst du dein Sprüchlein? Sag es her! DAVID ist allmählich zu stehen gekommen Mein Sprüchlein? Denk , ich kann es gut. beiseite ‘s setzt nichts! Der Meister ist wohlgemut! - stark und grob »Am Jordan Sankt Johannes stand« - SACHS Wa - was? DAVID lächelnd Verzeiht, das Gewirr! Mich machte der Polterabend irr. Er sammelt sich und stellt sich gehörig auf »Am Jordan Sankt Johannes stand, all Volk der Welt zu taufen; kam auch ein Weib aus fernem Land, von Nürnberg gar gelaufen; sein Söhnlein trug s zum Uferrand, empfing da Tauf und Namen; doch als sie dann sich heimgewandt, nach Nürnberg wieder kamen, in deutschem Land gar bald sich fand s, dass wer am Ufer des Jordans Johannes war genannt, an der Pegnitz hiess der Hans.« sich besinnend Hans? Hans! Herr! Meister! feurig s ist heut Eu r Namenstag! Nein! Wie man so was vergessen mag! Hier! Hier, die Blumen sind für Euch, die Bänder - und was nur alles noch gleich? Ja, hier schaut! Meister, herrlicher Kuchen! Möchtet Ihr nicht auch die Wurst versuchen? SACHS immer ruhig, ohne seine Stellung zu verändern Schön Dank, mein Jung , behalt s für dich! Doch heut auf die Wiese begleitest du mich. Mit Blumen und Bändern putz dich fein; sollst mein stattlicher Herold sein. DAVID Sollt ich nicht lieber Brautführer sein? Meister, ach Meister! Ihr müsst wieder frein! SACHS Hätt st wohl gern eine Meist rin im Haus? DAVID Ich mein , es säh doch viel stattlicher aus. SACHS Wer weiss! Kommt Zeit, kommt Rat. DAVID ‘s ist Zeit! SACHS Dann wär der Rat wohl auch nicht weit? DAVID Gewiss! Gehn schon Reden hin und wieder, den Beckmesser, denk ich, sängt Ihr doch nieder? Ich mein , dass der heut sich nicht wichtig macht. SACHS Wohl möglich! Hab mir s auch schon bedacht. - Jetzt geh und stör mir den Junker nicht! Komm wieder, wenn du schön gericht t. DAVID küsst Sachs gerührt die Hand So war er noch nie, wenn sonst auch gut! Kann mir gar nicht mehr denken, wie der Knieriemen tut! Er packt alles zusammen und geht in die Kammer ab SACHS immer noch den Folianten auf dem Schosse, lehnt sich, mit untergestütztem Arme, sinnend darauf; es scheint, dass ihn das Gespräch mit David gar nicht aus seinem Nachdenken gestört hat Wahn! Wahn! Überall Wahn! Wohin ich forschend blick in Stadt- und Weltchronik, den Grund mir aufzufinden, warum gar bis aufs Blut die Leut sich quälen und schinden in unnütz toller Wut! Hat keiner Lohn noch Dank davon in Flucht geschlagen, wähnt er zu jagen. Hört nicht sein eigen Schmerzgekreisch, wenn er sich wühlt ins eig ne Fleisch, wähnt Lust sich zu erzeigen. Wer gibt den Namen an? kräftig ‘s ist halt der alte Wahn, ohn den nichts mag geschehen, ‘s mag gehen oder stehen! Steht s wo im Lauf, er schläft nur neue Kraft sich an; gleich wacht er auf, dann schaut, wer ihn bemeistern kann! Wie friedsam treuer Sitten getrost in Tat und Werk, liegt nicht in Deutschlands Mitten mein liebes Nürenberg! Er blickt mit freudiger Begeisterung ruhig vor sich hin Doch eines Abends spat, ein Unglück zu verhüten, bei jugendheissen Gemüten, ein Mann weiss sich nicht Rat; ein Schuster in seinem Laden zieht an des Wahnes Faden. Wie bald auf Gassen und Strassen fängt der da an zu rasen! Mann, Weib, Gesell und Kind fällt sich da an wie toll und blind; und will s der Wahn gesegnen, nun muss es Prügel regnen, mit Hieben, Stoss und Dreschen den Wutesbrand zu löschen. Gott weiss, wie das geschah? - Ein Kobold half wohl da! Ein Glühwurm fand sein Weibchen nicht; der hat den Schaden angericht t. Der Flieder war s Johannisnacht. - Nun aber kam Johannistag! - Jetzt schau n wir, wie Hans Sachs es macht, dass er den Wahn fein lenken kann, ein edler Werk zu tun. Denn lässt er uns nicht ruh n selbst hier in Nürenberg, so sei s um solche Werk , die selten vor gemeinen Dingen und nie ohn ein gen Wahn gelingen. ZWEITE SZENE Walther tritt unter der Kammertür ein. Er bleibt einen Augenblick dort stehen und blickt auf Sachs. Dieser wendet sich und lässt den Folianten auf den Boden gleiten SACHS Grüss Gott, mein Junker! Ruhtet Ihr noch? Ihr wachtet lang nun schlieft Ihr doch? WALTHER sehr ruhig Ein wenig, aber fest und gut. SACHS So ist Euch nun wohl bass zumut? WALTHER immer sehr ruhig Ich hatt einen wunderschönen Traum. SACHS Das deutet Gut s! Erzählt mir den. WALTHER Ihn selbst zu denken wag ich kaum; ich fürcht ihn mir vergeh n zu sehn. SACHS Mein Freund, das grad ist Dichters Werk, dass er sein Träumen deut und merk . Glaubt mir, des Menschen wahrster Wahn wird ihm im Traume aufgetan all Dichtkunst und Poeterei ist nichts als Wahrtraumdeuterei. Was gilt s, es gab der Traum Euch ein, wie heut Ihr sollet Meister sein? WALTHER sehr ruhig Nein, von der Zunft und ihren Meistern wollt sich mein Traumbild nicht begeistern. SACHS Doch lehrt es wohl den Zauberspruch, mit dem Ihr sie gewännet? WALTHER etwas lebhafter Wie wähnt Ihr doch nach solchem Bruch, wenn Ihr noch Hoffnung kennet! SACHS Die Hoffnung lass ich mir nicht mindern, nichts stiess sie noch über n Haufen. Wär s nicht, glaubt, statt Eure Flucht zu hindern, wär ich selbst mit Euch fortgelaufen! Drum bitt ich, lasst den Groll jetzt ruh n; Ihr habt s mit Ehrenmännern zu tun, die irren sich und sind bequem, dass man auf ihre Weise sie nähm . Wer Preise erkennt und Preise stellt, der will am End auch, dass man ihm gefällt. Eu r Lied, das hat ihnen bang gemacht; und das mit Recht denn wohlbedacht, mit solchem Dicht - und Liebesfeuer verführt man wohl Töchter zum Abenteuer; doch für liebseligen Ehestand man andre Wort und Weisen fand. WALTHER lächelnd Die kenn ich nun auch seit dieser Nacht es hat viel Lärm auf der Gasse gemacht. SACHS lachend Ja, ja! Schon gut! Den Takt dazu hörtet Ihr auch! - Doch, lasst dem Ruh und folgt meinem Rate, kurz und gut, fasst zu einem Meisterliede Mut. WALTHER Ein schönes Lied, ein Meisterlied, wie fass ich da den Unterschied? SACHS zart Mein Freund! In holder Jugendzeit, wenn uns von mächt gen Trieben zum sel gen ersten Lieben die Brust sich schwellet hoch und weit, ein schönes Lied zu singen mocht vielen da gelingen der Lenz, der sang für sie. Kam Sommer, Herbst und Winterzeit, viel Not und Sorg im Leben, manch ehlich Glück daneben, Kindtauf , Geschäfte, Zwist und Streit denen s dann noch will gelingen, ein schönes Lied zu singen, seht, Meister nennt man die. WALTHER Ich lieb ein Weib und will es frein, mein dauernd Ehgemahl zu sein. SACHS Die Meisterregeln lernt beizeiten, dass sie getreulich Euch geleiten und helfen wohl bewahren, was in der Jugend Jahren mit holdem Triebe Lenz und Liebe Euch unbewusst ins Herz gelegt, dass Ihr das unverloren hegt. WALTHER Stehn sie nun in so hohem Ruf, wer war es, der die Regeln schuf? SACHS Das waren hochbedürft ge Meister, von Lebensmüh bedrängte Geister; in ihrer Nöten Wildnis sie schufen sich ein Bildnis, dass ihnen bliebe der Jugendliebe ein Angedenken klar und fest, dran sich der Lenz erkennen lässt. WALTHER Doch, wem der Lenz schon lang entronnen, wie wird er dem im Bild gewonnen? SACHS Er frischt es an, so oft er kann! Drum möcht ich, als bedürft ger Mann, will ich die Regeln Euch lehren, sollt Ihr sie mir neu erklären. Seht, hier ist Tinte, Feder, Papier ich schreib s Euch auf, diktiert Ihr mir! WALTHER Wie ich s begänne, wüsst ich kaum. SACHS Erzählt mir Euren Morgentraum! WALTHER Durch Eurer Regeln gute Lehr ist mir s, als ob verwischt er wär . SACHS Grad nehmt die Dichtkunst jetzt zur Hand; mancher durch sie das Verlorene fand. WALTHER So wär s nicht Traum, doch Dichterei? SACHS ‘s sind Freunde beid , steh n gern sich bei. WALTHER Wie fang ich nach der Regel an? SACHS Ihr stellt sie selbst und folgt ihr dann. Gedenkt des schönen Traums am Morgen; fürs and re lasst Hans Sachs nur sorgen! WALTHER hat sich zu Sachs am Werktisch gesetzt, wo dieser das Gedicht Walthers nachschreibt. Er beginnt sehr leise, wie heimlich »Morgenlich leuchtend in rosigem Schein, von Blüt und Duft geschwellt die Luft, voll aller Wonnen, nie ersonnen, ein Garten lud mich ein, Gast ihm zu sein.« SACHS Das war ein Stollen nun achtet wohl, dass ganz ein gleicher ihm folgen soll. WALTHER Warum ganz gleich? SACHS Damit man seh , Ihr wähltet Euch gleich ein Weib zur Eh . WALTHER »Wonnig entragend dem seligen Raum bot goldner Frucht heilsaft ge Wucht mit holdem Prangen dem Verlangen an duft ger Zweige Saum herrlich ein Baum.« SACHS Ihr schlosset nicht im gleichen Ton. Das macht den Meistern Pein; doch nimmt Hans Sachs die Lehr davon, im Lenz wohl müss es so sein. - Nun stellt mir einen Abgesang. WALTHER Was soll nun der? SACHS Ob Euch gelang, ein rechtes Paar zu finden, das zeigt sich jetzt an den Kinden. Den Stollen ähnlich, doch nicht gleich, an eig nen Reim und Tönen reich; dass man s recht schlank und selbstig find , das freut die Eltern an dem Kind, und Euren Stollen gibt s den Schluss, dass nichts davon abfallen muss. WALTHER »Sei Euch vertraut, welch hehres Wunder mir gescheh n an meiner Seite stand ein Weib, so hold und schön ich nie geseh n; gleich einer Braut umfasste sie sanft meinen Leib; mit Augen winkend, die Hand wies blinkend, was ich verlangend begehrt, die Frucht so hold und wert vom Lebensbaum.« SACHS gerührt Das nenn ich mir einen Abgesang! Seht, wie der ganze Bar gelang. Nur mit der Melodei seid Ihr ein wenig frei; doch sag ich nicht, dass das ein Fehler sei; nur ist s nicht leicht zu behalten, und das ärgert uns re Alten! - Jetzt richtet mir noch einen zweiten Bar, damit man merk , welch der erste war. Auch weiss ich noch nicht, so gut Ihr s gereimt, was Ihr gedichtet, was Ihr geträumt. WALTHER »Abendlich glühend in himmlischer Pracht verschied der Tag, wie dort ich lag; aus ihren Augen Wonne zu saugen, Verlangen einz ger Macht in mir nur wacht . Nächtlich umdämmert der Blick mir sich bricht! Wie weit so nah beschienen da zwei lichte Sterne aus der Ferne durch schlanker Zweige Licht hehr mein Gesicht. Lieblich ein Quell auf stiller Höhe dort mir rauscht; jetzt schwellt er an sein hold Getön , so stark und süss ich s nie erlauscht leuchtend und hell, wie strahlten die Sterne da schön; zu Tanz und Reigen in Laub und Zweigen der gold nen sammeln sich mehr, statt Frucht ein Sternenheer im Lorbeerbaum.« - SACHS sehr gerührt Freund! Euer Traumbild wies Euch wahr; gelungen ist auch der zweite Bar. Wolltet Ihr noch einen dritten dichten? Des Traumes Deutung würd er berichten. WALTHER steht schnell auf Wo fänd ich die? Genug der Wort ! SACHS erhebt sich gleichfalls und tritt mit freundlicher Entschiedenheit zu Walther Dann Tat und Wort am rechten Ort! Drum bitt ich, merkt mir wohl die Weise gar lieblich drin sich s dichten lässt und singt Ihr sie im weit ren Kreise, so haltet mir auch das Traumbild fest. WALTHER Was habt Ihr vor? SACHS Eu r treuer Knecht fand sich mit Sack und Tasch zurecht; die Kleider, drin am Hochzeitfest daheim Ihr wolltet prangen, die liess er her zu mir gelangen. Ein Täubchen zeigt ihm wohl das Nest, darin sein Junker träumt! Drum folgt mir jetzt ins Kämmerlein! Mit Kleiden, wohlgesäumt, sollen beide wir gezieret sein, wenn s Stattliches zu wagen gilt. Drum kommt, seid Ihr gleich mir gesinnt. Walther schlägt in Sachsens Hand ein; so geleitet ihn dieser ruhig festen Schrittes zur Kammer, deren Tür er ihm ehrerbietig öffnet und dann ihm folgt DRITTE SZENE Beckmesser. Sachs. Man gewahrt Beckmesser, welcher draussen vor dem Laden erscheint, in grosser Aufregung hereinlugt und, da er die Werkstatt leer findet, hastig eintritt Er ist reich aufgeputzt, aber in sehr leidendem Zustande. Er blickt sich erst unter der Tür nochmals genau in der Werkstatt um, dann hinkt er vorwärts, zuckt aber zusammen und streicht sich den Rücken. Er macht wieder einige Schritte, knickt aber mit den Knien und streicht nun diese. Er setzt sich auf den Schusterschemel, fährt aber schnell schmerzhaft wieder auf. Er betrachtet sich den Schemel und gerät dabei in immer aufgeregteres Nachsinnen. Er wird von den verdriesslichsten Erinnerungen und Vorstellungen gepeinigt; immer unruhiger beginnt er sich den Schweiss von der Stirne zu wischen. Er hinkt immer lebhafter umher und starrt dabei vor sich hin. Als ob er von allen Seiten verfolgt wäre, taumelt er fliehend hin und her. Wie um nicht umzusinken, hält er sich an dem Werktisch, zu dem er hin geschwankt war, an und starrt vor sich hin. Matt und verzweiflungsvoll sieht er um sich; sein Blick fällt endlich durch das Fenster auf Pogners Haus; er hinkt mühsam an dasselbe heran, und, nach dem gegenüberliegenden Fenster ausspähend, versucht er, sich in die Brust zu werfen, als ihm sogleich der Ritter Walther einfällt. Ärgerliche Gedanken entstehen dadurch, gegen die er mit schmeichelndem Selbstgefühl anzukämpfen sucht. Die Eifersucht übermannt ihn; er schlägt sich vor den Kopf. Er glaubt die Verhöhnung der Weiber und Buben auf der Gasse zu vernehmen, wendet sich wütend ab und schmeisst das Fenster zu. Sehr verstört wendet er sich mechanisch wieder dem Werktische zu, indem er vor sich hinbrütend nach einer neuen Weise zu suchen scheint. Sein Blick fällt auf das von Sachs zuvor beschriebene Papier; er nimmt es neugierig auf, überfliegt es mit wachsender Aufregung und bricht endlich wütend aus BECKMESSER Ein Werbelied! Von Sachs! Ist s wahr? Ha! Jetzt wird mir alles klar! Da er die Kammertür gehen hört, fährt er zusammen und steckt das Papier eilig in die Tasche SACHS im Festgewande, tritt ein, kommt vor und hält an, als er Beckmesser gewahrt Sieh da, Herr Schreiber! Auch am Morgen? Euch machen die Schuh doch nicht mehr Sorgen? BECKMESSER Zum Teufel! So dünn war ich noch nie beschuht! Fühl durch die Sohl den kleinsten Kies! SACHS Mein Merkersprüchlein wirkte dies, trieb sie mit Merkerzeichen so weich. BECKMESSER Schon gut der Witz! Und genug der Streich ! Glaubt mir, Freund Sachs, jetzt kenn ich Euch! Der Spass von dieser Nacht, der wird Euch noch gedacht. Dass ich Euch nur nicht im Wege sei, schuft Ihr gar Aufruhr und Meuterei! SACHS ‘s war Polterabend, lasst Euch bedeuten; Eure Hochzeit spukte unter den Leuten je toller es da hergeh , je besser bekommt s der Eh . BECKMESSER wütend O Schuster, voll von Ränken und pöbelhaften Schwänken, du warst mein Feind von je nun hör, ob hell ich seh ! Die ich mir auserkoren, die ganz für mich geboren, zu aller Witwer Schmach, der Jungfer stellst du nach. Dass sich Herr Sachs erwerbe des Goldschmieds reiches Erbe, im Meisterrat zur Hand auf Klauseln er bestand, ein Mägdlein zu betören, das nur auf ihn sollt hören und, andern abgewandt, zu ihm allein sich fand. Darum! Darum! Wär ich so dumm? Mit Schreien und mit Klopfen wollt er mein Lied zustopfen, dass nicht dem Kind werd kund, wie auch ein and rer bestund! Ja ja! Haha! Hab ich dich da? Aus seiner Schusterstuben hetzt endlich er den Buben mit Knüppeln auf mich her, dass meiner los er wär ! Au au! Au au! Wohl grün und blau, zum Spott der allerliebsten Frau, zerschlagen und zerprügelt, dass kein Schneider mich aufbügelt! Gar auf mein Leben war s angegeben! Doch kam ich noch so davon, dass ich die Tat Euch lohn ! Zieht heut nur aus zum Singen, merkt auf, wie s mag gelingen; bin ich gezwackt auch und zerhackt, Euch bring ich doch sicher aus dem Takt! SACHS Gut Freund, Ihr seid in argem Wahn! Glaubt, was Ihr wollt, dass ich getan, gebt Eure Eifersucht nur hin; zu werben kommt mir nicht in Sinn. BECKMESSER Lug und Trug! Ich kenn es besser. SACHS Was fällt Euch nur ein, Meister Beckmesser? Was ich sonst im Sinn, geht Euch nichts an. Doch glaubt, ob der Werbung seid Ihr im Wahn. BECKMESSER Ihr sängt heut nicht? SACHS Nicht zur Wette. BECKMESSER Kein Werbelied? SACHS Gewisslich, nein! BECKMESSER Wenn ich aber drob ein Zeugnis hätte? Er greift in die Tasche SACHS blickt auf den Werktisch Das Gedicht? Hier liess ich s. Stecktet Ihr s ein? BECKMESSER das Blatt hervorziehend Ist das Eure Hand? SACHS Ja - war es das? BECKMESSER Ganz frisch noch die Schrift? SACHS Und die Tinte noch nass! BECKMESSER ‘s wär wohl gar ein biblisches Lied? SACHS Der fehlte wohl, wer darauf riet. BECKMESSER Nun denn? SACHS Wie doch? BECKMESSER Ihr fragt? SACHS Was noch? BECKMESSER Dass Ihr mit aller Biederkeit der ärgste aller Spitzbuben seid! SACHS Mag sein! Doch hab ich noch nie entwandt, was ich auf fremden Tischen fand - und dass man von Euch auch nicht Übles denkt, behaltet das Blatt, es sei Euch geschenkt. BECKMESSER in freudigem Schreck aufspringend Herrgott! ... Ein Gedicht? ... Ein Gedicht von Sachs! Doch halt, dass kein neuer Schad mir erwachs ! Ihr habt s wohl schon recht gut memoriert? SACHS Seid meinethalb doch nur unbeirrt! BECKMESSER Ihr lasst mir das Blatt? SACHS Damit Ihr kein Dieb. BECKMESSER Und mach ich Gebrauch? SACHS Wie s Euch belieb . BECKMESSER Doch sing ich das Lied? SACHS Wenn s nicht zu schwer! BECKMESSER Und wenn ich gefiel ? SACHS Das ... wunderte mich sehr! BECKMESSER ganz zutraulich Da seid Ihr nun wieder zu bescheiden ein Lied von Sachs, gleichsam pfeifend das will was bedeuten! Und seht nur, wie mir s ergeht, wie s mit mir Ärmsten steht! Erseh ich doch mit Schmerzen, das Lied, das nachts ich sang - dank Euren lust gen Scherzen! - es machte der Pognerin bang . Wie schaff ich mir nun zur Stelle ein neues Lied herzu? Ich armer, zerschlag ner Geselle, wie fänd ich heut dazu Ruh ? Werbung und ehlich Leben, ob das mir Gott beschied, muss ich nun grad aufgeben, hab ich kein neues Lied. Ein Lied von Euch, des bin ich gewiss, mit dem besieg ich jed Hindernis! Soll ich das heute haben, vergessen, begraben sei Zwist, Hader und Streit und was uns je entzweit. Er blickt seitwärts in das Blatt plötzlich runzelt sich seine Stirn Und doch! Wenn s nur eine Falle wär ? Noch gestern wart Ihr mein Feind Wie käm s, dass nach so grosser Beschwer Ihr s freundlich heut mit mir meint? SACHS Ich macht Euch Schuh in später Nacht hat man je so einen Feind bedacht? BECKMESSER Ja ja! Recht gut! Doch eines schwört wo und wie Ihr das Lied auch hört, dass nie Ihr Euch beikommen lasst, zu sagen, das Lied sei von Euch verfasst. SACHS Das schwör ich und gelob es Euch, nie mich zu rühmen, das Lied sei von mir. BECKMESSER sich vergnügt die Hände reibend Was will ich mehr? Ich bin geborgen! Jetzt braucht sich Beckmesser nicht mehr zu sorgen! SACHS Doch, Freund, ich führ s Euch zu Gemüte und rat es Euch in aller Güte studiert mir recht das Lied! Sein Vortrag ist nicht leicht ob Euch die Weise geriet und Ihr den Ton erreicht! BECKMESSER Freund Sachs, Ihr seid ein guter Poet; doch was Ton und Weise betrifft, gesteht, da tut mir s keiner vor! Drum spitzt nur fein das Ohr. Und »Beckmesser, keiner besser!« darauf macht Euch gefasst, wenn Ihr mich ruhig singen lasst. Doch nun memorieren, schnell nach Haus; ohne Zeit zu verlieren richt ich das aus. Hans Sachs, mein Teurer! ich hab Euch verkannt; durch den Abenteurer war ich verrannt sehr zutraulich So einer fehlte uns bloss! Den wurden wir Meister doch los! Doch mein Besinnen läuft mir von hinnen. Bin ich verwirrt und ganz verirrt? Die Silben, die Reime, die Worte, die Verse ich kleb wie am Leime, und brennt doch die Ferse. Ade, ich muss fort! An andrem Ort dank ich Euch inniglich, weil Ihr so minniglich; für Euch nun stimme ich, kauf Eure Werke gleich, mache zum Merker Euch doch fein mit Kreide weich, nicht mit dem Hammerstreich! Merker! Merker! Merker Hans Sachs! Dass Nürnberg schusterlich blüh und wachs ! Beckmesser nimmt tanzend von Sachs Abschied, taumelt und poltert der Ladentür zu; plötzlich glaubt er das Gedicht in seiner Tasche vergessen zu haben, läuft wieder vor, sucht ängstlich auf dem Werktische, bis er es in der eigenen Hand gewahr wird; darüber scherzhaft erfreut, umarmt er Sachs nochmals voll feurigen Dankes und stürzt dann, hinkend und strauchelnd, geräuschvoll durch die Ladentür ab SACHS sieht Beckmesser gedankenvoll lächelnd nach So ganz boshaft doch keinen ich fand; er hält s auf die Länge nicht aus vergeudet mancher oft viel Verstand, doch hält er auch damit Haus; die schwache Stunde kommt für jeden, da wird er dumm und lässt mit sich reden. Dass hier Herr Beckmesser ward zum Dieb, ist mir für meinen Plan sehr lieb. Eva nähert sich auf der Strasse der Ladentür. Sachs wendet sich um und gewahrt Eva Sieh, Evchen! Dacht ich doch, wo sie blieb ! VIERTE SZENE Eva, reich geschmückt, in glänzender weisser Kleidung, etwas leidend und blass, tritt zum Laden herein und schreitet langsam vor SACHS Grüss Gott, mein Evchen! Ei, wie herrlich und stolz du s heute meinst! Du machst wohl alt und jung begehrlich, wenn du so schön erscheinst. EVA Meister! ‘s ist nicht so gefährlich und ist s dem Schneider geglückt, wer sieht dann, wo s mir beschwerlich, wo still der Schuh mich drückt? SACHS Der böse Schuh! ‘s war deine Laun , dass du ihn gestern nicht probiert. EVA Merk wohl, ich hatt zu viel Vertrau n; im Meister hatt ich mich geirrt. SACHS Ei, ‘s tut mir leid! Zeig her, mein Kind, dass ich dir helfe gleich geschwind. EVA Sobald ich stehe, will es geh n; doch will ich geh n, zwingt s mich zu steh n. SACHS Hier auf den Schemel streck den Fuss der üblen Not ich wehren muss. Sie streckt einen Fuss auf dem Schemel am Werktisch aus. Was ist s mit dem? EVA Ihr seht, zu weit! SACHS Kind, das ist pure Eitelkeit, der Schuh ist knapp. EVA Das sagt ich ja drum drückt er mich an den Zehen da. SACHS Hier links? EVA Nein, rechts. SACHS Wohl mehr am Spann? EVA Hier, mehr am Hacken. SACHS Kommt der auch dran? EVA Ach Meister! Wüsstet Ihr besser als ich, wo der Schuh mich drückt? SACHS Ei, ‘s wundert mich, dass er zu weit und doch drückt überall? Walther, in glänzender Rittertracht, tritt unter die Tür der Kammer. Eva stösst einen Schrei aus und bleibt, unverwandt auf Walther blickend, in ihrer Stellung, mit dem Fusse auf dem Schemel. Sachs, der vor ihr niedergebückt steht, bleibt mit dem Rücken der Tür zugekehrt, ohne Walthers Eintritt zu beachten. Walther, durch den Anblick Evas festgebannt, bleibt ebenfalls unbeweglich unter der Tür stehen. Aha! Hier sitzt s! Nun begreif ich den Fall! Kind, du hast recht ‘s stak in der Naht. Nun warte, dem Übel schaff ich Rat. Bleib nur so steh n; ich nehm dir den Schuh eine Weil auf den Leisten dann lässt er dir Ruh ! Er hat ihr sanft den Schuh vom Fusse gezogen; während sie in ihrer Stellung verbleibt, macht er sich am Werktisch mit dem Schuh zu schaffen und tut, als beachte er nichts anderes SACHS bei der Arbeit Immer schustern, das ist nun mein Los; des Nachts, des Tags komm nicht davon los! Kind, hör zu! Ich hab mir s überdacht, was meinem Schustern ein Ende macht am besten, ich werbe doch noch um dich; da gewänn ich doch was als Poet für mich! Du hörst nicht drauf? - So sprich doch jetzt! Hast mir s ja selbst in den Kopf gesetzt. Schon gut! - Ich merk »Mach deinen Schuh!«.. Säng mir nur wenigstens einer dazu! Hörte heut gar ein schönes Lied wem dazu wohl ein dritter Vers geriet? WALTHER den Blick unverwandt auf Eva geheftet »Weilten die Sterne im lieblichen Tanz? So licht und klar im Lockenhaar, vor allen Frauen hehr zu schauen, lag ihr mit zartem Glanz ein Sternenkranz. - SACHS immerfort arbeitend Lausch, Kind, das ist ein Meisterlied! WALTHER Wunder ob Wunder nun bieten sich dar zwiefachen Tag ich grüssen mag; denn gleich zwei n Sonnen reinster Wonnen der hehrsten Augen Paar nahm ich da wahr. - SACHS beiseite zu Eva Derlei hörst du jetzt bei mir singen. WALTHER Huldreichstes Bild, dem ich zu nahen mich erkühnt den Kranz, von zweier Sonnen Strahl zugleich geblichen und ergrünt, minnig und mild, sie flocht ihn um das Haupt dem Gemahl. SACHS hat den Schuh zurückgebracht und ist jetzt darüber, ihn Eva wieder anzuziehen Nun schau, ob dazu mein Schuh geriet? WALTHER Dort Huld-geboren, nun Ruhm-erkoren, SACHS Mein endlich doch, es tät mir gelingen? WALTHER giesst paradiesische Lust sie in des Dichters Brust SACHS Versuch s! Tritt auf! - Sag, drückt er dich noch? WALTHER im Liebestraum.« Eva, die wie bezaubert regungslos gestanden, gesehen und gehört hat, bricht jetzt in heftiges Weinen aus, sinkt Sachs an die Brust und drückt ihn schluchzend an sich. Walther ist zu ihnen getreten; er drückt begeistert Sachs die Hand. Sachs tut sich endlich Gewalt an, reisst sich wie unmutig los und lässt dadurch Eva unwillkürlich an Walthers Schulter sich anlehnen SACHS Hat man mit dem Schuhwerk nicht seine Not! Wär ich nicht noch Poet dazu, ich machte länger keine Schuh ! Das ist eine Müh , ein Aufgebot! Zu weit dem einen, dem andern zu eng; von allen Seiten Lauf und Gedräng da klappt s, da schlappt s, hier drückt s, da zwickt s! Der Schuster soll auch alles wissen, flicken, was nur immer zerrissen und ist er nun gar Poet dazu, da lässt man am End ihm auch da keine Ruh ; und ist er erst noch Witwer gar, zum Narren hält man ihn fürwahr. Die jüngsten Mädchen, ist Not am Mann, begehren. er hielte um sie an. Versteht er sie, versteht er sie nicht, all eins, ob ja, ob nein er spricht am End riecht er doch nach Pech und gilt für dumm, tückisch und frech! Ei, ‘s ist mir nur um den Lehrbuben leid; der verliert mir allen Respekt; die Lene macht ihn schon nicht recht gescheit, dass aus Töpf und Tellern er leckt! Wo Teufel er jetzt nur wieder steckt? Er stellt sich, als wolle er nach David sehen EVA indem sie Sachs zurückhält und von neuem an sich zieht O Sachs, mein Freund! Du teurer Mann! Wie ich dir Edlem lohnen kann? Was ohne deine Liebe, was wär ich ohne dich, ob je auch Kind ich bliebe, erwecktest du mich nicht? Durch dich gewann ich, was man preist, durch dich ersann ich, was ein Geist! Durch dich erwacht , durch dich nur dacht ich edel, frei und kühn, du liessest mich erblüh n! Ja, lieber Meister, schilt mich nur! Ich war doch auf der rechten Spur denn, hatte ich die Wahl, nur dich erwählt ich mir du warest mein Gemahl. Den Preis reicht ich nur dir! - Doch nun hat s mich gewählt zu nie gekannter Qual und werd ich heut vermählt, so war s ohn alle Wahl! Das war ein Müssen, war ein Zwang! Euch selbst, mein Meister, wurde bang . SACHS Mein Kind, von Tristan und Isolde kenn ich ein traurig Stück Hans Sachs war klug und wollte nichts von Herrn Markes Glück. ‘s war Zeit, dass ich den Rechten fand, wär sonst am End doch hineingerannt. - Aha! Da streicht die Lene schon ums Haus Nur herein! - He, David! Kommst nicht heraus? Magdalene, in festlichem Staate, tritt durch die Ladentür herein; David ebenfalls im Festkleid, mit Blumen und Bändern sehr reich und zierlich aufgeputzt, kommt zugleich aus der Kammer Die Zeugen sind da, Gevatter zur Hand; jetzt schnell zur Taufe, nehmt euren Stand. Alle blicken ihn verwundert an Ein Kind ward hier geboren; jetzt sei ihm ein Nam erkoren! So ist s nach Meisterweis und Art, wenn eine Meister-Weise geschaffen ward dass die einen guten Namen trag , dran jeder sie erkennen mag. Vernehmt, respektable Gesellschaft, was euch hier zur Stell schafft! Eine Meisterweise ist gelungen, von Junker Walther gedichtet und gesungen; der jungen Weise lebender Vater lud mich und die Pognerin zu Gevatter. Weil wir die Weise wohl vernommen, sind wir zur Taufe hierher gekommen. Auch dass wir zur Handlung Zeugen haben, ruf ich Jungfer Lene und meinen Knaben. Doch da s zum Zeugen kein Lehrbube tut und heut auch den Spruch er gesungen gut, so mach ich den Burschen gleich zum Gesell; knie nieder, David, und nimm diese Schell ! David ist niedergekniet Sachs gibt ihm eine starke Ohrfeige Steh auf, Gesell , und denk an den Streich; du merkst dir dabei die Taufe zugleich! - Fehlt sonst noch was, uns keiner schilt wer weiss, ob s nicht gar einer Nottaufe gilt. Dass die Weise Kraft behalte zum Leben, will ich nur gleich den Namen ihr geben »Die selige Morgentraumdeut-Weise« sei sie genannt zu des Meisters Preise. Nun wachse sie gross, ohn Schad und Bruch. Die jüngste Gevatterin spricht den Spruch. Er tritt aus der Mitte des Halbkreises, der von den übrigen um ihn gebildet war, auf die Seite, so dass nun Eva in die Mitte zu stehen kommt EVA Selig, wie die Sonne meines Glückes lacht, Morgen voller Wonne selig mir erwacht! Traum der höchsten Hulden, himmlisch Morgenglüh n! Deutung euch zu schulden, selig süss Bemüh n! Einer Weise mild und hehr sollt es hold gelingen, meines Herzens süss Beschwer deutend zu bezwingen. SACHS Vor dem Kinde lieblich hold möcht ich gern wohl singen; doch des Herzens süss Beschwer galt es zu bezwingen. WALTHER Deine Liebe liess mir es gelingen, meines Herzens süss Beschwer deutend zu bezwingen. MAGDALENE und DAVID Wach oder träum ich schon so früh? Das zu erklären macht mir Müh EVA Ob es nur ein Morgentraum? WALTHER Ob es noch der Morgentraum? SACHS ‘s war ein schöner Morgen-Traum EVA und WALTHER Selig deut ich mir es kaum. Doch die Weise, was sie leise mir/dir vertraut WALTHER im stillen Raum, BEIDE hell und laut, in der Meister vollem Kreis WALTHER werbe sie um den höchsten Preis! EVA deute sie auf den höchsten Preis! SACHS dran zu deuten wag ich kaum. Diese Weise, was sie leise mir anvertraut im stillen Raum, sagt mir laut auch der Jugend ew ges Reis grünt nur durch des Dichters Preis. MAGDALENE und DAVID ‘s ist wohl nur ein Morgentraum? Was ich seh , begreif ich kaum! DAVID Ward zur Stelle gleich Geselle? Lene Braut? Im Kirchenraum wir gar getraut? ‘s geht der Kopf mir wie im Kreis, dass Meister gar bald ich heiss ! MAGDALENE Er zur Stelle gleich Geselle? Ich die Braut? Im Kirchenraum wir gar getraut? Ja, wahrhaftig! ‘s geht wer weiss, dass ich die Meist rin bald heiss ! SACHS zu den übrigen sich wendend Jetzt all am Fleck! zu Eva Den Vater grüss ! Auf nach der Wies , schnell auf die Füss ! Eva und Magdalene gehen zu Walther Nun, Junker, kommt! Habt frohen Mut! - David, Gesell! Schliess den Laden gut! Als Sachs und Walther ebenfalls auf die Strasse gehen und David über das Schliessen der Ladentür sich hermacht, wird ein Vorhang von beiden Seiten zusammengezogen, so dass im Proszenium er die Szene gänzlich verschliesst All rights reserved © Maria Fujioka Wagner,Richard/Die Meistersinger von Nürnberg+/III-2
https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/1071.html
【登録タグ A ichigo オリジナル ロックンロール ラボラトリー 岸田教団&the明星ロケッツ 曲】 【注意】 現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。 この問題は、以下のいずれかが原因となっています。 ページがAMP表示となっている ウィキ内検索からページを表示している これを解決するには、こちらをクリックし、ページを通常表示にしてください。 /** General styling **/ @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight 350; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/10/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/9/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/8/NotoSansCJKjp-DemiLight.ttf) format( truetype ); } @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight bold; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/13/NotoSansCJKjp-Medium.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/12/NotoSansCJKjp-Medium.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/11/NotoSansCJKjp-Medium.ttf) format( truetype ); } rt { font-family Arial, Verdana, Helvetica, sans-serif; } /** Main table styling **/ #trackinfo, #lyrics { font-family Noto Sans JP , sans-serif; font-weight 350; } .track_number { font-family Rockwell; font-weight bold; } .track_number after { content . ; } #track_args, .amp_text { display none; } #trackinfo { position relative; float right; margin 0 0 1em 1em; padding 0.3em; width 320px; border-collapse separate; border-radius 5px; border-spacing 0; background-color #F9F9F9; font-size 90%; line-height 1.4em; } #trackinfo th { white-space nowrap; } #trackinfo th, #trackinfo td { border none !important; } #trackinfo thead th { background-color #D8D8D8; box-shadow 0 -3px #F9F9F9 inset; padding 4px 2.5em 7px; white-space normal; font-size 120%; text-align center; } .trackrow { background-color #F0F0F0; box-shadow 0 2px #F9F9F9 inset, 0 -2px #F9F9F9 inset; } #trackinfo td ul { margin 0; padding 0; list-style none; } #trackinfo li { line-height 16px; } #trackinfo li nth-of-type(n+2) { margin-top 6px; } #trackinfo dl { margin 0; } #trackinfo dt { font-size small; font-weight bold; } #trackinfo dd { margin-left 1.2em; } #trackinfo dd + dt { margin-top .5em; } #trackinfo_help { position absolute; top 3px; right 8px; font-size 80%; } /** Media styling **/ #trackinfo .media th { background-color #D8D8D8; padding 4px 0; font-size 95%; text-align center; } .media td { padding 0 2px; } .media iframe nth-of-type(n+2) { margin-top 0.3em; } .youtube + .nicovideo, .youtube + .soundcloud, .nicovideo + .soundcloud { margin-top 0.75em; } .media_section { display flex; align-items center; text-align center; } .media_section before, .media_section after { display block; flex-grow 1; content ; height 1px; } .media_section before { margin-right 0.5em; background linear-gradient(-90deg, #888, transparent); } .media_section after { margin-left 0.5em; background linear-gradient(90deg, #888, transparent); } .media_notice { color firebrick; font-size 77.5%; } /** Around track styling **/ .next-track { float right; } /** Infomation styling **/ #trackinfo .info_header th { padding .3em .5em; background-color #D8D8D8; font-size 95%; } #trackinfo .infomation_show_btn_wrapper { float right; font-size 12px; user-select none; } #trackinfo .infomation_show_btn { cursor pointer; } #trackinfo .info_content td { padding 0 0 0 5px; height 0; transition .3s; } #trackinfo .info_content ul { padding 0; margin 0; max-height 0; list-style initial; transition .3s; } #trackinfo .info_content li { opacity 0; visibility hidden; margin 0 0 0 1.5em; transition .3s, opacity .2s; } #trackinfo .info_content.infomation_show td { padding 5px; height 100%; } #trackinfo .info_content.infomation_show ul { padding 5px 0; max-height 50em; } #trackinfo .info_content.infomation_show li { opacity 1; visibility visible; } #trackinfo .info_content.infomation_show li nth-of-type(n+2) { margin-top 10px; } /** Lyrics styling **/ #lyrics { font-size 1.06em; line-height 1.6em; } .not_in_card, .inaudible { display inline; position relative; } .not_in_card { border-bottom dashed 1px #D0D0D0; } .tooltip { display flex; visibility hidden; position absolute; top -42.5px; left 0; width 275px; min-height 20px; max-height 100px; padding 10px; border-radius 5px; background-color #555; align-items center; color #FFF; font-size 85%; line-height 20px; text-align center; white-space nowrap; opacity 0; transition 0.7s; -webkit-user-select none; -moz-user-select none; -ms-user-select none; user-select none; } .inaudible .tooltip { top -68.5px; } span hover + .tooltip { visibility visible; top -47.5px; opacity 0.8; transition 0.3s; } .inaudible span hover + .tooltip { top -73.5px; } .not_in_card span.hide { top -42.5px; opacity 0; transition 0.7s; } .inaudible .img { display inline-block; width 3.45em; height 1.25em; margin-right 4px; margin-bottom -3.5px; margin-left 4px; background-image url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2971/7/Inaudible.png); background-size contain; background-repeat no-repeat; } .not_in_card after, .inaudible .img after { content ; visibility hidden; position absolute; top -8.5px; left 42.5%; border-width 5px; border-style solid; border-color #555 transparent transparent transparent; opacity 0; transition 0.7s; } .not_in_card hover after, .inaudible .img hover after { content ; visibility visible; top -13.5px; left 42.5%; opacity 0.8; transition 0.3s; } .not_in_card after { top -2.5px; left 50%; } .not_in_card hover after { top -7.5px; left 50%; } .not_in_card.hide after { visibility hidden; top -2.5px; opacity 0; transition 0.7s; } /** For mobile device styling **/ .uk-overflow-container { display inline; } #trackinfo.mobile { display table; float none; width 100%; margin auto; margin-bottom 1em; } #trackinfo.mobile th { text-transform none; } #trackinfo.mobile tbody tr not(.media) th { text-align left; background-color unset; } #trackinfo.mobile td { white-space normal; } document.addEventListener( DOMContentLoaded , function() { use strict ; const headers = { title アルバム別曲名 , album アルバム , circle サークル , vocal Vocal , lyric Lyric , chorus Chorus , narrator Narration , rap Rap , voice Voice , whistle Whistle (口笛) , translate Translation (翻訳) , arrange Arrange , artist Artist , bass Bass , cajon Cajon (カホン) , drum Drum , guitar Guitar , keyboard Keyboard , mc MC , mix Mix , piano Piano , sax Sax , strings Strings , synthesizer Synthesizer , trumpet Trumpet , violin Violin , original 原曲 , image_song イメージ曲 }; const rPagename = /(?=^|.*
https://w.atwiki.jp/i_ro/pages/136.html
This page has been marked as being in need of links (Item/Monster/Map) to a Database. For a pre-Renewal version of this article, click here. Job Base(s) Novice Job Type First Changes At Payon× Number of Skills 5 Total Skill Points 50 Total Quest Skills 2 Job Bonuses STR AGI VIT INT DEX LUK +3 +3 +1 +2 +7 +2 + ← クリックで目次を開く Overview Job Changing BuildsStats Skill Build EquipmentFrom Scratch With Budget Class DataSkillsQuest Skills Job Bonuses ASPD External Links Overview Archers are experts at long-range combat with Bow×s and Arrow×s. Their range gives them several advantages, which includes The ability to change the element of their weapon quickly by changing their arrow type. This makes Archers able to exploit elemental advantages easily. Accuracy and damage is increased by the same stat (DEX), allowing all attacks to connect and deal a lot of damage. Range enables archers to defeat stationary or slow-moving opponents that are stronger than they are without being hit. Drawbacks of the Archer class include Low VIT limits their ability to survive when they are caught up in melee situations. Require Arrows for every attack with a Bow. Running out of arrows in a firefight can make an Archer useless. Job Changing Once you are Job Level 10, head to the Archer Guild ( pay_arche 145, 164) in the Archer Village north of Payon× and talk to the Archer Guildsman (payon_in02 64, 71). He changes your job to Archer and rewards you with a Novice Composite Bow [3], and 1 Fire Arrow, Silver Arrow, and Normal Quiver. Builds See Hunter Builds, Dancer Builds or Bard Builds for build strategies. Starting Build STR 1 AGI 9 VIT 1 INT 9 DEX 9 LUK 1 Stats STR× The only normal reason to up STR on an Archer is to extend the Weight Limit×, allowing for more Potions and Arrows to be carried. Archers should leave this at 1, but they may find it useful/other uses for it once they become a second class. The other reason to get STR is for a Beast Strafing× build which requires to be Soul Linked. AGI× Archers aspiring to be PvM Bards or Dancers, or who will become Hunters will find AGI to nearly as/more important than DEX. AGI increases ASPD×, allowing the Archer to attack more often (and before the enemy can close into melee range) and deal more damage over-time. It also enables Archers to Flee× an adversary and more easily evade their attacks. VIT× is reasonable for players who wish to PvP or take part in the War of Emperium, as it increases max HP and resistance to the common stun status. Pure PvM builds do not often invest in VIT. INT× increases max SP, SP recovery, and MATK, and reduces cast delay. It is useful for archers planning on using many active skills, though most builds do not have much room for a large amount of INT. INT is used for the Bard skill Magic Strings× for reducing skill delay. INT also contributes to Falcon damage and trap damage (for hunters). INT becomes more important as a Transcendent or 3rd class archer, as many active archer skills have long cast times, and some Wanderer/Maestro skills require a large amount of SP and MATK. DEX× Begin with these stats on a Novice for most types of Archers. As an Archer, the most important stat will be DEX. It increases ASPD a little, reduces cast time, increases accuracy, and it improves bow and trap damage. For archers hoping to someday become a Ranger, your ATK also influences your Warg's damage, which is most commonly influenced by a bow and therefore DEX, though you could conceivably wear a dagger and have your Warg's damage influenced by STR. LUK× is useful if the Archer intends to change into a Hunter. LUK increases the automatic use of a Falcon's Blitz Beat× and Warg's Warg Strike×. INT also contributes to Falcon damage by increasing its ATK, but Falconers should prioritized it after AGI and LUK. These stats should also not be invested for Falconry until the player is a level 75+ Hunter. LUK also contributes greatly to CRIT, which deals 140% of your regular damage and never misses. To a lesser degree, you also gain ATK, MATK, hit, flee, and Perfect Dodge× from LUK. Skill Build Build for High Damage Double Strafe 1 (Lvl 2) Owl's Eye 10 (Lvl 12) (Max) Vulture's Eye 5 (Lvl 17) Double Strafe 10 (Lvl 26) (Max) Vulture's Eye 10 (Lvl 31) (Max) Improve Concentration 10 (Lvl 41) (Max) Optional Arrow Shower 9 (Lvl 50) This build is designed to kill monsters quickly at the expense of long range in your early levels. With Renewal, pumping DEX is not as useful in increasing damage so you may want to leave Owl's Eye for later job levels, instead raising points in Arrow Shower to deal with groups of enemies. Additionally, you can choose to remove a point from Owl's Eye and spend it on Arrow Shower if you opt to go job 50. Build for Sniping Double Strafe 1 (Lvl 2) Owl's Eye 3 (Lvl 5) Vulture's Eye 10 (Lvl 15) (Max) Owl's Eye 10 (Lvl 22) (Max) Double Strafe 10 (Lvl 31) (Max) Improve Concentration 10 (Lvl 41) (Max) Optional Arrow Shower 9 (Lvl 50) This build is good for attacking stationary or slow-moving enemies. Again, you may forgo adding points into Owl's Eye until your last job levels, and you may choose to raise Arrow Shower to its maximum level. Equipment From Scratch If as a Novice you begun with a lot of DEX, switch to a bow as soon as possible. Initially the startup fee will be high because you will have to buy arrows, but this fee decreases overtime. Any kind of upgrade that increases ATK or DEX is good for an archer. Keep an eye out for slotted ribbons, mantles, boots, and mufflers, which are all very common and very inexpensive on the market. Your best bet is to buy the strongest NPC bow that you can, and begin the Eden Group quests as soon as each rank becomes available (level 12, level 26, level 40, and level 70), which will net you some decent gear for free. Otherwise, start off by hunting mandragoras and collecting stems, which are common drops that sell for a comparatively large amount of zeny to other players. Later, you can move on to hunting floras for maneater blossoms, which again sell for large amounts of zeny and drop quite frequently from an immobile monster. Once you reach level 60 you can hunt geographers for even more maneater blossoms, and by now you should have enough zeny to follow the gear recommendations below. With Budget Buy Wise Goggles or any Wise headgear. The +80 SP helps with Double Strafe, Arrow Shower, and Improve Concentration. Use upgraded composite bows as soon as you become an archer. At level 18 Archers are able to wield Cross Bows. If you obtain a Cross Bow [3], you have the choice to overupgrade and add cards. Then, switch to Arbalests or Gakkungs as soon as possible (level 33 or whenever funds are available). If you have a decent amount of money, you should be able to find plenty of Gakkungs and Arbalest bows with 2 slots on the market, or you can try slotting your own bows using the slotting NPC. Burning Bows are also an inexpensive bow with high attack power and two slots, though they require level 55 and you may have classed up by that level. Ballistas are similarly high level and tend to be overlooked. These are gears that you can freely add cards to, until you can afford an Orc Archer Bow, arguably the best bow that archer classes can wear until they reach their 3rd class. For armor and other accessories, look for Tights [1], Bow Thimbles (slotted or unslotted), and Nimble Clips. Any gear that increases DEX tends to fit archers well. However, if you're planning on a build with high ASPD, you may want to look for AGI boosting gear as well. If you have Kafra Points, the Robo Eyes are one of the best headgears for archers as they increase both DEX and ATK %, which there is no alternative for in cards. Class Data Skills For second class skills see Hunter Skills, Dancer Skills, or Bard Skills. Skill Description Levels Type Arrow Shower× Deal up to 250% damage to targets in a 5*5 area around target. 10 Offensive Double Strafe× Deal up to 380% damage to a single target. 10 Offensive Improve Concentration× Increase DEX and AGI by up to 12% for a duration. Uncovers hidden enemies in a 3*3 area when activated. 10 Supportive Owl s Eye× Increases DEX by up to 10. 10 Passive Vulture s Eye× Increases range and HIT× when using bows. 10 Passive Quest Skills Skill Description Levels Type Job Level Requirement Quest Arrow Crafting× Create arrows from various items. 1 Active 30 Arrow Crafting Quest Arrow Repel× Shoot a target to inflict 150% damage and push it back 6 cells. 1 Offensive 35 Arrow Repel Quest Job Bonuses Job Bonus Stat\Amount +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 STR 6 38 40 AGI 26 33 49 VIT 46 INT 10 47 DEX 2 14 18 30 36 42 50 LUK 22 44 ASPD This article or section is in need of attention from an expert on the subject.Please help recruit one or improve this article yourself. See the talk page for details. External Links - Archer Archer Skills Arrow Crafting× ・ Arrow Repel× ・ Arrow Shower× ・ Double Strafe× ・ Improve Concentration× ・ Owl s Eye× ・ Vulture s Eye× Quests Archer Skill Quests× ・ Archer Training Quest× Weapons× Arrows× ・ Bow× ・ Dagger× - Classes of Ragnarok Online Classes of Ragnarok Online Novice Class Novice ・ High Novice ・ Super Novice First Class / High First Class Acolyte ・ Archer ・ Mage ・ Merchant ・ Swordman ・ Thief Second Class Priest ・ Monk ・ Hunter ・ Bard ・ Dancer ・ Wizard ・ Sage ・ Blacksmith ・ Alchemist ・ Knight ・ Crusader ・ Assassin ・ Rogue Transcendent Second Class High Priest ・ Champion ・ Sniper ・ Minstrel ・ Gypsy ・ High Wizard ・ Scholar ・ Mastersmith ・ Biochemist ・ Lord Knight ・ Paladin ・ Assassin Cross ・ Stalker Third Class Arch Bishop ・ Sura ・ Ranger ・ Maestro ・ Wanderer ・ Warlock ・ Sorcerer ・ Mechanic ・ Geneticist ・ Rune Knight ・ Royal Guard ・ Guillotine Cross ・ Shadow Chaser Expanded Class Gunslinger ・ Ninja ・ TaeKwon Kid Expanded Second Class TaeKwon Master ・ Soul Linker ・ Kagerou ・ Oboro ・ Rebel× Doram Summoner Categories Articles Needing DB Links | Archer | Classes | Pages needing expert attention